7月5日(日曜日) 晴 ベルリン 2015
今日は、夕食に人が来る
予定がある(前日は折角早く
帰れても、疲れ果てて寝込んで
しまい、結局何も準備を
していない)
ラフティー用の良い豚肉が手に
はいらなかったので、
モチベーションも
今ひとつはかなぁ。
でも、暫くキチンと
片付けて居ない
キッチンも、もう限界だww。
午前中は、ポザウネンコアーと
月に1度の日曜礼拝
ミサへ参加。
誰も居ないだろうと、勝手な
想像で早朝8:15コーヒーと
パンを買って、頼まれた
選定様の楽器(独製グラッセル=
初代、息子とも病気で工房も
無くなってしまったそうだ)
トロンボーンで有名であった
嘗ての名工房も、運命には
抗えなかった様だが
噂に聞くスターリング・
シルバー性の純銀のベル、
マウスパイプのコンビネーション、
手工業品としての完成度は高い。
しかし、小さな工房にありがちな
ピストンのバリ、ラッピングの
甘さは、正直もう少し良い物を
期待していた。
そいう細かい事を指摘できる
演奏能力の高いラッパ吹きを
捜していたかは、今となっては
判らない。
久し振りにラッパを吹く。
自分独りだと思った教会内は
11時からの、ロック・バンドの
ゲストが、楽器の搬入・調整を
している。
敬意を表して、大きな声で挨拶し
暫く、様子を見る。
コッチは、9:15には皆やって来て
自分の練習は出来なくなる。
ミサ様のフォーメーションで
椅子も、並べ終えてしまった。
しょうが無いので、此方の存在を
音を出してアピール
(わざと彼が弾くコード、
ピッチでアドリブを入れて行く)
(わざと彼が弾くコード、
ピッチでアドリブを入れて行く)
やっと気付いたと思ったら
担当の牧師に苦情を
言っている様子
「お互いに、話し合って」と
逃げられる
(あなたのお客でしょうが)
「9:15には、他の金管楽器の
メンバーが来ます」冷静に
説明する。
時計も見ずに
「10分で充分だから」
と言い出す。
貴方、既に20分程私の時間
奪ってるんですけれども・・・
ゲストに譲歩。
・・・8分経っても音を出す
雰囲気が無い
(「何、やっとるんじゃ」
心の怒りの声・・・)
バンド・リーダー到着、
やっとそれらしくなるが、
チューニング出来てない
(ギターのチューニングが
出来なくて何がリーダーだ)
約束の10分を5分過ぎたので
一応声を掛ける。
ミュージシャンは、もっと謙虚に
生きて行こう。と改めて誓う。
ミサの後、事務所にあるPCで
書類と可也長時間格闘して
アパートへ帰り着いたのは
16:00。
今日は、訪問介護を
夜だけにお願いして
(本当はキャンセルした
つもりだった)
お気に入りの、ラッパを
幼少の頃から、やはり
ポザウネンコアーで始めて、
今も時間を見つけては
練習していると言う看護婦が
やって来た。
彼女に何と無く懐かしい様な
(2児の母)に親しみを覚える。
私と同じ年頃の兄が居る
彼女に取っても、何となく
仲間意識が働いている様だ。
夕食を一緒にとっている
お客さんをホッポリ出して
治療以外の音楽談義に花が咲き
修理から戻ったピッコロ
トランペットで、彼女が紹介して
くれた曲を聴いて、即興演奏。
お陰さまで、人間が生活している
空間に戻りつつある我が家に
独り夕食の片ずけをしながら
一息入れる。
「もう少し確り、生活していこう」
殊勝な事を考えているなぁ。