金曜日の青少年金管バンドと、金管アンサンブルコラボ演奏会を終え
収支報告書を、教会の牧師さんに提出して
どの位の持ち出し(赤字)があるのか
自主演奏会を開く、というのはどういう事なのか
父母会の方々にも、厳しい現実を共有して頂く事に決めたのでした。

月々の子供たちの納める月謝は35ユーロ。
20人近くいる人数も、各家庭の事情で全額、毎月遅れずに払えるのは
本当にわずかな世帯のみです。
(日本円では3千円程度ですか、普通のドイツ人には5千円くらいの
価値があるような感覚でしょうか)
子供の習い事への投資額としては、結構ぎりぎりのラインのようです。
集めた約400ユーロから、約200ユーロは毎月の楽器レンタル代
100ユーロ程度は修理費用、五線ノート代金、雑費へと消えてしまいます。
それを積み立てても、コンサートのある月は3ヶ月毎なので
約200ユーロ手元に残っているかいないかです。


教会での事ですので、最低限の必要経費は請求できますが
3ヶ月ごとに、きちんと印刷されたチケット・プログラム・
ポスターなどを準備して、プロの演奏家を毎回同じ金額で
雇うのは無理だとハッキリしました。

ココは知恵と、人望の発揮のしどころでしょう・・・




つづく$maboのブログ-青少年金管バンド