ヘンゼルとグレーテル
クラシック音楽の世界では、かの名作な
”ピーターと狼”とも並んでよく知られている子供のための
いいえ、大人も楽しめる馴染みやすい曲もたくさんある
作品だと言えると思います。
特に、深い森の中に取り残された幼い子供たちが
二人、手を取り合いながら疲れ果て、励ましあいながら
希望を捨てずに寝入ってしまう場面で演奏される曲は
”夕べの祈り”と称して好んで演奏されているようです。
M・ルターの宗教改革のきっかけになった質問状事件が
11月であったのに因んで”リフォルマチィオン・ゲデンク・ターグ”
”宗教改革再考”として、教会の礼拝の中でも
盛んに話題に取り上げられます。
まだまだ、宗教観の厚いドイツの一面を
見ることが出来るのですが
その時期に、このような演奏会がもてるのも
意義が深いと思えるのです。
”音楽・生活・趣味”
これが私のブログのテーマですが
”生活・宗教・音楽”
が私の周りで、目にすることの出来る
実際の優先順位であるようにも思えます。
様々な形で実際の生活の中で、このようなテーマが
身近にあふれているベルリンでは
御伽噺の世界のような、深い森も、美しい音楽も
餓死までとはいかなくとも
かなり厳しい生活環境にある家庭も実在する
現実の社会とも相俟って
子供たちにもイメージし易いようです。
私は、長年温めてきた”ヘンゼルとグレーテル”
金管五重奏バージョンを難産の末、去った金曜日に
演奏会にこぎ着けることが出来ました。
ドイツ・金管アンサンブルの世界では、
ドイツ・グラモフォン社から、”シュベリーン版”と
呼ばれる有名なアレンジ作品・録音があり
私も何度か、演奏した経験があります。
劇場付のオーケストラ・金管楽器奏者の手によって
編曲された”シュベリーン版”ですが、出演者数や
予算の規模に因って、最近では演奏される回数も
又聞く側であるお客さんも、興味を引くような
演出も減ってきていて、
”何とか上手に、手を加えることは出来ないか”
と思案していました。
作品自体は非常に良くできていて、子供たちは初めて聞く時も
演奏の質さえ問題なければ、つまり良い演奏を心がければ
何度でも繰り返し聞いてくれるので、
”魅力ある午後のひと時を、家族で楽しむことが出来る”
雰囲気を、演出できれば良いわけです。
私の突拍子もないアイディアも、とにかく珍しがって
演奏に参加してくれる仲間が居るので、厳しい状況でも
何とか私たちの初舞台は、好評のうちに終えることが出来たようです。
金管五重奏は、私にとってはかけがえのない音楽活動のルーツ
ですので、これからも拘りを持って取り組んで往きたい
活動のひとつなのです。
今回は特に、打楽器も加えて
女性声楽家の方に朗読をお願いしました。
グリム兄弟の”ヘンゼルとグレーテル”を私たちの演奏に
合うように、また現在の社会情勢に沿うように
オリジナルに出来るだけ近い形で公演したかったのです。
実際に公演してみて、問題点・改善しなければいけないところも
判って来ました。
どなたか、公演を後援してくださるような方はいませんか?
つづく
クラシック音楽の世界では、かの名作な
”ピーターと狼”とも並んでよく知られている子供のための
いいえ、大人も楽しめる馴染みやすい曲もたくさんある
作品だと言えると思います。
特に、深い森の中に取り残された幼い子供たちが
二人、手を取り合いながら疲れ果て、励ましあいながら
希望を捨てずに寝入ってしまう場面で演奏される曲は
”夕べの祈り”と称して好んで演奏されているようです。
M・ルターの宗教改革のきっかけになった質問状事件が
11月であったのに因んで”リフォルマチィオン・ゲデンク・ターグ”
”宗教改革再考”として、教会の礼拝の中でも
盛んに話題に取り上げられます。
まだまだ、宗教観の厚いドイツの一面を
見ることが出来るのですが
その時期に、このような演奏会がもてるのも
意義が深いと思えるのです。
”音楽・生活・趣味”
これが私のブログのテーマですが
”生活・宗教・音楽”
が私の周りで、目にすることの出来る
実際の優先順位であるようにも思えます。
様々な形で実際の生活の中で、このようなテーマが
身近にあふれているベルリンでは
御伽噺の世界のような、深い森も、美しい音楽も
餓死までとはいかなくとも
かなり厳しい生活環境にある家庭も実在する
現実の社会とも相俟って
子供たちにもイメージし易いようです。
私は、長年温めてきた”ヘンゼルとグレーテル”
金管五重奏バージョンを難産の末、去った金曜日に
演奏会にこぎ着けることが出来ました。
ドイツ・金管アンサンブルの世界では、
ドイツ・グラモフォン社から、”シュベリーン版”と
呼ばれる有名なアレンジ作品・録音があり
私も何度か、演奏した経験があります。
劇場付のオーケストラ・金管楽器奏者の手によって
編曲された”シュベリーン版”ですが、出演者数や
予算の規模に因って、最近では演奏される回数も
又聞く側であるお客さんも、興味を引くような
演出も減ってきていて、
”何とか上手に、手を加えることは出来ないか”
と思案していました。
作品自体は非常に良くできていて、子供たちは初めて聞く時も
演奏の質さえ問題なければ、つまり良い演奏を心がければ
何度でも繰り返し聞いてくれるので、
”魅力ある午後のひと時を、家族で楽しむことが出来る”
雰囲気を、演出できれば良いわけです。
私の突拍子もないアイディアも、とにかく珍しがって
演奏に参加してくれる仲間が居るので、厳しい状況でも
何とか私たちの初舞台は、好評のうちに終えることが出来たようです。
金管五重奏は、私にとってはかけがえのない音楽活動のルーツ
ですので、これからも拘りを持って取り組んで往きたい
活動のひとつなのです。
今回は特に、打楽器も加えて
女性声楽家の方に朗読をお願いしました。
グリム兄弟の”ヘンゼルとグレーテル”を私たちの演奏に
合うように、また現在の社会情勢に沿うように
オリジナルに出来るだけ近い形で公演したかったのです。
実際に公演してみて、問題点・改善しなければいけないところも
判って来ました。
どなたか、公演を後援してくださるような方はいませんか?
つづく