一時帰国が迫って参りました。
10月18日にはベルリンを発ち、フランクフルト(アムマイン)を経由して
夜遅い時間に、空路東京へ出発予定です。

何故、予定かと云うと、
実は最近のドイツ〈公共交通手段〉全く当てになりません。
〈勤勉さと時間の正確さ〉で若き日の、日本のお手本となった
ドイツ鉄道システムですが、ここの所、ご難続きです。

DBで親しみのある、ドイチェ・バーン(日本JRの様な会社)ですが
今年で、近年5、6回(昨年はさすがになかった模様ですが)も
値上げを続け、国民から不評を託ったり、政治家先生達にも
睨まれているようです。

ベルリン市交通局BVGも、車両整備の不手際から
現在市内は電車が、20分間隔運転で行われています。
また、市内西部への乗り換え地点である、
ヴェスト・クロイツから、ツオー(動物園駅)までの市民の足である
S7は現在も不通。という異常事態中です。

デモンストレーション=“デモ”や”ストライキ”など、かなり本格的に
やってしまうお国柄としては、暴動が起きないのが不思議なのですが、
一般市民は至って冷静に受け止めているようです。

私はそんな異常事態の最中、しかも日曜日になんと、電車で(ICE)で
フランクフルトまで、移動しなくてはなりません。

搭乗手続きの時間的には、大分余裕のあるスケジュール
(20時頃までにチェックイン)なのですが、何だか胸騒ぎがします。

無事帰れるのでしょうか?

そんな時は、お得意のポジティブ・シンキングですね・・・
何とかなるさぁでは無く、何とかしてくださいお願いします。
と、ウガン(神様にお祈り)したくなります。

「お土産も持って行くさぁ~、だからお願いねぇ~」

平良とみ おばあの口調で、思わずお願いしたいくらいです。

あいたい方も、逢わねばならない方々もいらっしゃいます。

コンサートも恩師のお陰で、2つめのコンサートが実現!
(かなり、無理矢理っぽかったですが・・・・)

当初の予定の宜野座村の他に、那覇市内でも演奏を
お届けすることが出来そうです。(感謝!!)

題して、プレミアム・コンサート

これからの、自分の研鑽を発表する場として、
また沖縄在住音楽家交流の場として、
そしてこれからの若手を育成できる場として
私の知人・友人が立ち上げてくださった“実行委員会”に
恥ずかしくない様に、一生懸命務めさせて頂きます。



トランペット奏者
具志 優