
〈リハーサル室からポツダム市内を臨む〉
KAP(カンマーアカデミーポツダム)は、ベルリンのお隣の市
ポツダムに本拠地を置く室内合奏団です。
弦楽器、木管楽器、打楽器を中心にしたプログラムを主に
演奏しているアンサンブルです。
バロック期の作品をオリジナル楽器で演奏したり
ロマン派の作品を積極的にプログラムに取り上げたり
現代作品演奏にも定評があります。
特に驚かされるのは、弦楽器演奏者が秀逸なことです。
ヴァイオリンから、ヴィオラ、チェロ、バスまで
ベルリン中の腕っこき達が集まっています。
とても繊細で美しい響きを持っていて、力強い演奏も逞しく
聞いていて(一緒に演奏していて)とても心地良いです。
木管楽器のレベルも高く、音楽的なアプローチを突き詰めた
リハーサル(練習)は、緊張した中にも思わず顔を
ほころばせてしまう様な素晴らしい演奏を聴くことができます。
私はトランペット担当ですので、プログラムによって
演奏が有ったり無かったりです。(乗り番、降り番といいます)
多くの場合は、聞き惚れています・・・
本日の夜8時よりシーズン・オープニングコンサートが
本拠地のニコライザールであります。
お時間と興味のある方は、是非いらしてください。
トランペット奏者
具志 優