心なしか青ざめてる
話を戻そう
一も二もなく即決!
↑
ワイショが青ざめてどがんすっとや?笑
無謀な石橋くんのカウントで
イントロが始まった!
ポールのスタッフ
マネージャーの隈さん
ゴーゴーガールの三人
バンドの皆さんが
冷笑しながら
『田舎バンドが…笑
お手並み拝見』
の空気が店いっぱいに広がっていた。
俺はいつにも増して冷静
『まっ、俺が唄えばネ…冷笑
ほな唄うワ!』
I put a spell on you 〜♪♪
俺は腹筋と背筋に力を入れ
Because you’re mine 〜♪
絞り出すように唄い出した。
唄い出しを聴いて
皆んなの眼の色が変わり
其々が顔を見合わせ
俺の唄に酔いしれた。
思えば…
第18回ヤマハポピュラーソングコンテスト
つま恋大会で【 大都会 】を
唄った時もオーディエンスの数は違えど
同じ状況やった。笑
『ほらネ!俺が唄えばこんなもんたい!』
俺は昔から謙虚ではあるが
謙遜はしない男である。
そう言う意味では無謀な石橋くんと
どっちもどっちかも?…笑
話を戻そう
俺は歌の歌詞の通り皆んなを
魔法にかけた
演奏が終わった。
判るよネ…
一も二もなく即決!
あたり前田のクラッカー!
条件等は無謀な石橋くん任せ
無謀な石橋くん
めっちゃ興奮して
『こいで金もろうて
アメリカに行く為の実戦練習が
毎日出来っばい!』
↑
俺 『そいけん8分の6ば叩ききるごて練習せんや』
マネージャーの隈さんが
『早速今夜から演ってもらうからさ』
↑
俺『こん人やっぱりネイティブな東京弁ばい
東京弁で言われるぎんた断われんやろもん』
でっ結局その夜から演ることになった。
まさかの衝撃を受けるとは
この時夢にも思わなかった…冷汗
今夜はこの辺で
よかろうか…
よかろうはずは絶対なかろうばってん
つ・づ・く