9月中旬串本町某干潟生貝採集
随分古い記事でタイムリーさの欠片もないのですが、削除するのももったいないので公開することにしました。
この干潟は干潟と言われれば干潟ですが、お世辞にも立派と言えないため指摘されなければ普通の方は干潟と気付かない場所です。
私も今まで繰り返し横を通り過ぎてきました。
同じようにほとんどの方が気付けていないのでは?と思います。
しかし最近とても気になってしまい、ウロウロしてみました。
すると・・・
おおっ、けっこうボロいですがマルアマオブネ(初見)だと思います。
さらに岩にコウダカタマキビ(初見)が着いてました!
やはり、ここは違うな!
なおコウダカタマキビは見た目の違うものを3個体採集しました。
けっこう個体差がありますね。
おまけに・・・
スダレハマグリは南方系の貝で、インターネットで調べると和歌山では三ヶ所で存在が確認されているそうです。
とりあえず打ち上げ状況から生貝が生息している可能性が高いと判断し、急いで車に戻って常備してある潮干狩りセットを用意。
ちょうど干潮だった事もあり、あちこち探ってゆくと・・・
どこら辺に居るか分かったのでもう一つぐらい掘っとこうかな?と思ったのですが、もともとあまり潮が引く日ではないし、飽きたのでやめました。
なお5cmを超える殻が落ちてたり、ガスガスの打ち上げ殻が転がってたりする事から、それなりに昔から生息しているのではないかと思います。