地上戦開始か?
事態の収拾の見込みはあるのだろうか?
俄(にわか)情勢素人分析してみます。
ユーチューブのイスラエル国防軍専用チャンネルからその一つ。
Force Destroys Tunnels, Launch Sites, and Weapons Stores 27 Dec. 2008
1967年の第3次中東戦争以降最も激しいとされる今度の空爆がイスラエル政府の和平推進派が計画・実行したことに驚かされる。
ハマスのロケット弾攻撃に悩まされたイスラエルに今度の空爆実施の言分があるように、ハマスにもロケット弾を打ち込む言い分はあった。
ハマスのその言い分
エジプトの仲介で始まった6月以降の停戦、しかし11月に起きたイスラエル軍特殊部隊によるハマス戦闘員ら殺害(ガザに侵入しての戦闘行為)が「停戦違反」とハマスは宣言してロケット弾攻撃がはじまったわけだ。
12月18日、ハマス停戦終了宣言、同月24、25両日100発近いロケット弾をイスラエル領土に打ち込んだ。
イスラエル側の死者はゼロだったそうな?
ロケット弾攻撃対抗策としての空爆はあまりにも大規模!
イスラエルの今回の攻撃は「本気」だ。
これだけの空爆、昨日思いついて今日実行出来るわけもなく、かなり以前からの作戦計画は練られていたと思う。
28日付 イスラエル紙 ハアレツによれば
今回の作戦は半年前。つまりハマスとの停戦期間中に立案されていたと朝日新聞での報道。
それが事実ならイスラエルは自国メディアとハマスを欺いて空爆実行のタイミングを計っていたわけだ。
確かに、イスラエルの事情として2009年の2月の総選挙が予定されており、世論調査では現政権の「対パレスチナ政策」は弱腰と批判され、強硬派のリクードが第一党になる可能性が高いといった状況。
現政権の和平推進派も総選挙に負けるわけにはいかず、空爆のみならず地上戦もあり得るとオルメルト暫定首相がイスラエル国民に呼びかける事態と相成った?
これだけの軍事作戦だ。
米国が事前に知らないはずがない?
この空爆を引き留める「政府案」がなかった?
空爆作戦の即時中止を求めなかったライス国務長官。
ブッシュ政権の残命もあと3週間で本格的に調停に出る幕はない?
オバマ次期政権も「現職大統領は一人だけ」の原則保持でコメントなし?
厄介案件背負おう羽目になった親米アラブ諸国の動向が気になる。
この親米アラブ諸国、イラク戦争で反米感情が深まっている?
今回のガザ空爆に対する米国の対応次第では親米アラブ諸国の世論がどう動くか?
その世論動向がエジプト、ヨルダンといった各国現政権にどう影響を及ぼすか?
すでにその動き、YouTubeで見る事ができる。
例として、レバノンエジプト大使館前の「ムバラク批判」の市民集会。
調停に乗り出すだろう米国新政権が誕生する1月20日まで、あとどれだけの命が失われるのか?
オバマ新政権がこの紛争対処策に迅速に動いてこそなんだけど。
最後になりましたが、この一年間、沢山の方々につたない文を読んで頂きほんとうにありがとうございました。
激動の2008年でしたが、2009年は皆様にとってもうちょっと良い年でありますようお祈りして終わりたいと思います。
良いお年をお迎えください。
ほんとうにありがとうございました。