いつもなら
伏せて寝ている
広臣が横を向き
丸くなって寝ていた

広臣?
あぁ◇ ごめん
家に着いてから
記憶があまりなくて…
俺の服は?

脱がせたよ
スーツとシャツは
いつものカバンへ入れておいた
っ痛っ!?
久々二日酔いかも
頭ガンガンする

相当酔ってたよ
めっちゃ飲まされた
バーボン一本
飲まなきゃ帰さないって
言うから…

そんな無茶な
飲み方するから
寝てていいよ

テーブルの上に
二日酔いの薬と
栄養ドリンク
ミネラルウォーター
それ等を置いて

そのまま広臣を置いて
仕事に行く


仕事から帰ると
広臣の靴がある

テーブルの上の
物もそのまま

寝室を覗く
広臣?ただいま
仕事いいの?

ん〜っ
まだ頭痛い?
仕事休んだ

広臣に背中を向け
話をしながら着替えていた
何も食べてないでしょ?
何食べれる?
きゃっ!?

着替えていた
腕を引かれ
そのままベッドに倒れた
これも要らないね
ブラジャーをサッと外し
顔をうずめてきた
離れてよ
どうして?
何食べれる?って
聞いてきたの◇じゃん

脱ぎかけのストッキングを取り
スカートのファスナーを下ろす
◇ごめん
俺 全然約束守れてなくて…

最後の1枚を剥ぎ取ると
下におりキスをしていく
ヤッ!?
もっと声聞かせて
広臣!?シャワーしてないから…
いいよ 

片方の手は上の
柔らかい所をずっとなで
もう片方の手は
足に絡めていた
敏感な所を吸いつき止めない
ハァ…広…臣…
いい声 続きは後で

2人でシャワーをして
広臣が私の髪を乾かす
頭痛い?
まだ少し だいぶん抜けたかなぁ
広臣 電話鳴ってるよ
ちょっとごめん

もしもし?
うん だからごめんって
今日休みだって
うん…
話ながら寝室に入っていった
お店の電話だから…

ちょっとだけ
出てきていいかな?
頭痛いんじゃないの!?
薬飲んだから

急いで髪を乾かし
セットする
スーツを着ると
ホストの顔になった
行かないで…
広臣の背中に抱きつく

嫉妬?初めてだね
行かないでって言ったの
さっきの続き…
誘われてる?
こんな時にズルイなぁー

抱きつき
広臣のお腹の前で
組んだ腕を
ゆっくりと解かれた
早く帰るから

広臣 今日の香水は
スパイシーなムスク系
この香水をプレゼントされた
相手に会いに行くのね

私の嫌いな香り

行ってきます
おでこにキスを
しようとした
広臣を避けた
◇…

早く行ってよ
もう…
その香り…大嫌い
私の頭をポンっとして
ごめんな

広臣は行ってしまった