私は今まで迂闊にも存じ上げなかったのですが、県商工会議所連合会長・東邦銀行頭取 瀬谷俊雄さんは、あっと驚く原発推進派だったんですね。
昨日の福島民報新聞を読み直してビックリしました。
日商総会で、福島原発6基稼動を強調したんだとか。
お余所の生まれの方なのかと思いきや、白河のほうらしいし?
でも、銀行の頭取さんなんて、顧客の立場にならないとそれこそ商売にならないんじゃないのかしらん?
東邦銀行の顧客さんたちは、推進派が多いのかなぁ・・・。
そうは思えないんだけど・・・・?
福島は、県議会で廃炉を要請していくと決定しているし。
福井の大飯原発再稼動の時には、結構な反対運動を繰り広げたのは記憶に新しい。
原発立地自治体の町長さんたちも目覚しい発言をしておられました。
普段大人しい福島県民が声を挙げるとは思っていなかったので新鮮な思いに打たれた出来事でした。
それほどの思いだったのだ、と改めて自覚した出来事でもありました。
それなのに。
瀬谷さんの発言は、身内に刺されたという感じから脱却できません。
朝に読んで、一日力が抜けたままでいます。
県内原発を稼動させることよりも先に、他の努力をしたのかと問いたい。
エネルギー問題でも、福島はある意味チャンスだとも言えるじゃないですか。
あらゆることにチャレンジして、成果を出せばそれはそのまま福島ブランドになっていくんですから。
そっちの方が県民の気持ちも前を向いてくるし、雇用も増えるし、経済の回復に効果があるんじゃないだろうか?
福大の教授に投資して、新しいシステムの風力発電を実用化まで持っていくのもアリ。
地産地消のエネルギーをもう一歩推進して、町単位での発電と消費に投資するとか。
素人でも考え付くことすら商工会議所が手をつけたとか聞かないんですけど?
今、県の原発を動かす方向に話を持っていくのは、県民の、やっと癒え始めた心を逆なでするだけだということ。
原発の影響を受けていない県民なんて、いない。
しかも、津波被害を受けて健全とは思えない炉を動かせだ?
2号機の放射性物質漏れの原因もいまだ特定されず。
事故原因が全て推測でしかない中、どうしてそんなことを口にし続けることができるんだろう?
福島経済の回復には不可欠、という言い方をされているようですが。
原発で回復した経済を望んでいる人は、すくなくとも私の周囲には一人もいないなぁ。
それよりも、環境を回復するのが不可欠だと思うんだけど?
なんで稼動なんていう考えに執着しておられるのか。
・・・理解の外です。