B医大病院を受診する日がやってきました。
私自身が大きな病院にかかるのは初めてです。
まず、人の多さにおののき、
そして受診のためのシステムが分からない
案内係りに連れられて無事に初診の受付を済ませ、病院マップを手に
耳鼻科外来へ。
当然、その待ち合いもすごい人です。
2時間ほど待って、ようやく中待ち合い
ぼんやりすることが趣味のような私は、長い病院の待ち時間が苦になることがありません
そして中待ち合いに入ってからも長い
なんとなく周りを見ていると、あっち側は一般的な耳鼻科っぽくて、こちらは腫瘍の専門のような感じだなーとか分かってきます。
改めて、がんの可能性もゼロではないことに気付かされます
もうお昼だなーという頃に、やっと呼ばれました。
かかりつけの耳鼻科からの資料を見る限り、腫瘍で間違いのないこと、
皮膚のすぐ下「浅葉」にできた「耳下腺腫瘍」とのこと。
8割方は良性であるけど、稀に悪性もあるし、長い時間をかけて良性のものが悪性化することもあるとのことで
「70代80代の方に手術を勧めることはあまりないんですが、あなたはまだお若いですし、今後の人生を考えたら、手術でとってしまうことが一番です」
また言われた 「まだ若い」
私の腫瘍は2cmほどの大きさのようで、顔をよく見れば輪郭に左右差がわかります。
取ることに迷いはなかったので、すぐに手術を希望しました。
この日は穿刺吸引細胞診を受けることになり、
その場に検査技師がやってきて、
チューっと取っていきました。
刺されたあとが痛い
その後三日ほどは腫瘍のある部分に痛みがあり、
針を刺したことで腫瘍が攻撃を受けたと勘違いし、
いきなり増殖を始めやしないか、急に悪性化するんじゃないか、など
医学的無知による妄想が爆発します
あんなに何年も放っておいたくせに、早く手術しなくて大丈夫なのかしらなんて焦ってきたり
兎にも角にも、検査はまだまだ始まったばかりです。