2019ネパール医療ボランティア報告
こんにちは
すっかり暖かくなりましたね
ネパール、タイから帰国して新しい商品を皆さんに紹介できるよう下市のマーヤ店舗や三の丸庁舎、ホロルの湯、一乗院やイベントなど様々な場所で出店しています。
是非遊びにお越しください。
私のモットーであるフェアトレード。
ネパール製品を日本で販売出来るということは、産業が乏しいネパールの人々に仕事を提供し、
ネパール人が自立しながら生活できています。
資金援助だけのボランティアでは、もらい手も努力出来なくなってしまいます。
ネパールの皆が努力して素晴らしいネパール製品を生み出し、日本の皆さんの手元に届くようネパールの生産者、日本で販売して頂いている皆さんと協力して、皆さんのお陰で頑張れています。
ネパールの仕事をしてくれる人たちも仕事があることに喜んで仕事してくれています。
その私の原動力となっているのが
ネパールへの恩返しです。
自分の国ですから、貧しく辛い生活をしている人を支えたい。
そして、私の亡くなった父の様に腎臓病に苦しむ人々を助けたいという思いから、腎臓病の人々をサポートしています。
今年は27人のB型肝炎になっている腎臓病患者さんに1年分の治療費を提供しました。去年は3人の援助の予定でしたが、治療で生活が苦しくてサポートしてほしい人が多く、去年は16人にサポートし、今年は更に27人となりました。
提供しているのはネパールナショナルキドニーセンター
国際腎臓病病院です。
ここの看護師さんによると生活に困っている患者さんは全員で40人にいると言われ、来年はもっと多く支えられるよう頑張ります。
ネパールの腎臓病の患者さんのほとんどが糖尿病の悪化から糖尿病腎症にかかっています。
糖尿病や高血圧など生活習慣病の予防という意識がネパールには少ないです。
ネパールでは、ダルバートというワンプレートの食事を1日2回食べます。
おかずと、山盛りのご飯。レストランなどではおかずやご飯は食べ放題。自宅でもご飯をどんどん追加してくれます。そのため、糖尿病の人が多いと思います。日本のように寝る前は食べない、体重の管理など意識が低いと思います。
そして定期的な健康診断や予防という観念がないので、病気が見つかる時は悪化した時になってしまいます。
そのため、日本のように身近な所で血圧測定をして、健康への意識が上がれば生活習慣病の予防になると思い、
2017年6台、2018年3台、今年は12台の血圧計を日本で購入してネパールの市民グループや地域のクラブにプレゼントし、提供した団体の人々に血圧や生活習慣病の重要性を説明しています。
血圧計13台購入しラミネート
ネパールでも血圧計は珍しく高価な医療機器なので大事に扱ってくれています。
血圧が高い時、低い時はこんなリスクげあるよ、食生活の改善方法などのネパール語の説明文を作成してあって、それを異常値の人に配って説明してもらっています。
病院へ行ったこともない、血圧の重要性を知らない人もたくさんいるので血圧計が身近にあることで役立っていると聞きました。
今年も含め全部で21台の血圧計、来年もまた血圧計をあげれるよう頑張ります!