7月20日にアオの脱退が発表されました。
そして明日、GANG PARADEを脱退します。

発表からあっという間だったな。
みんなに発表した日は決まってからちょっと経ってて、少し落ち着いていたんだけれど、
やっぱり発表されて、その時のみんなの表情を見ると実感が湧いてきた。


アオと一緒に立つステージを数えることが出来るようになってしまったことがとっても辛くて、行き場のないその気持ちをどこにも吐き出せずにただ前を向いていました。




アオから話を聞いた時はまだ迷いがあると聞きました。
でも、
「あー、この子の中ではもう答えが出ているんだろうな。」
と、思いました。

1年少しの短い時間だったけれど、
家族より長く一緒に時間を過ごしていたし、否が応でも分かってしまった。

だから口だけでは止めました。





「辞めないで欲しい」




ただの自己満足。
口に出して言うのと言わないのは全く違うから。私の気持ちをアオに伝えました。

でも次の日、ギャンパレの仕事終わりにそのままみんなで集まってアオの口から、「辞めます」と言葉を聞きました。
アオはずっと私の手を握っていてくれてました。
そして自分の言葉で全部を話してくれました。
わたしはアオの顔が見れなくてずっと下を向いてた。
だからその時のみんなの顔はわかりません。
怒っていたのかも、悲しんでいたのかもわからない。

みんなの顔を見ないようにしてたのは、これが真実だ、ってことを受け入れたくなかったから。




アオは間違いなくイヌカイのギャンパレ人生に必要な存在でした。
アオがいたから続けられた。
アオがいたから戦ってこれた。
アオがいたから…





アオにもらった言葉ひとつひとつが
私の意思を強くしてくれた。
毎日泣いてたあの時もアオのおかげで強くなれた。

実際、アオがいなくなったら辞めてやるって思っていました。
心が弱かったから。



それでも、今のこの状況になって、


「私は前に進む」


ということを決断しました。


私自身、辞めたいと思ったことがあります。
でもその決断をしませんでした。
というか、出来なかった。
今の私にはギャンパレしかないと思ったから。
ギャンパレがわたしの人生だったから。
ここで止まってられない。誰かのための人生なんてイヤだ。わたしはわたし。
イヌカイはイヌカイだもん。





わたしがGANG PARADEのイヌカイマアヤとしてここにいれるのは

シグサワアオのおかげです。

わたしはひねくれているから
まっすぐで、いつもキラキラ笑顔のアオが大好きでした。
アオみたいにまっすぐになりたいと思っていました。
アオのみせる笑顔にみんなが笑顔になる。そんな光景が大好きでした。
そして、



わたしのライバルでした。





いつも遠くからみていました。
どうしたらアオみたいになれるんだろう。
どうしたら追いつけるんだろう。
どうしたらアオを超えていけるんだろう。


答えはまだ見つかっていません。
なのにアオはいなくなってしまう。

反則じゃないですか?
怒ってるよ。
ずるいよ。どうしてなのって。






本当は逃げたくない。
でも逃げてしまわないと自分が壊れてしまう。


そう思ったのかな?
辛かったこと、気がついてあげられなくてごめんね。
話を聞いてもらってばかりでごめんね。









かなしいことに綺麗事ばかり並べてしまう。
やっぱりひねくれている。
まだアオみたいにまっすぐになれない。

それでも、明日が終わればアオは隣にいない…



脱退発表前、アオ推しの人と握手をする時、複雑な気持ちでいっぱいで、
笑顔で、今日もありがとうと伝えて、それに笑顔で返してくれて、
でもこの人を悲しませてしまうと思うと
涙が溢れてしまいそうになって素っ気なくしてしまったりしてごめんね、

守れなくてごめんね、
引き止められなくてごめんね、

後悔ばかりが胸につかえる。

アオがわたしにしてくれたことをわたしはアオに出来なかった。



不甲斐なくて、自分が嫌になって、
発表まで毎日涙がこぼれてきて、友達にも心配かけてしまって、本当に自分が嫌いになった。








でも、そんなことをしていても
現実は変わらないし、アオの意志が変わるわけでもない。
わたしは前に進む決断をしたから、
わたしはどんなことがあっても前に進む。

この先どんな苦しいことがあっても、
わたしはGANG PARADEのイヌカイマアヤとして生きていきたい。最後の時まで。

それは、
ずっと。みんなと笑っていたいから。
一緒に乗り越えて行きたいものがあるから。
そして、みんなの悲しむ顔が見たくないから。



握手会でみんなと約束した
「武道館に立つ」
の言葉を叶えるためです。



みんなの方が辛いのに、わたしに未来の言葉をくれてありがとう。
わたしはそれに救われて、笑っていられました。
みんなといる時は笑っていたかった。
これからもみんなと一緒にいたい。
そう強く思いました。



それはギャンパレのメンバーも同じ。
さきちゃん、ゆあ、みき。これからも4人で色々乗り越えて突き進んでいきたい。
この3人と一緒にならもっともっと強くなって上にいける。まだ未来のことすぎてわからないけれど、ただ前を見て進みます。




わたしはシグサワアオに感謝しています。
たとえそれが作り物だとしても、
今まで一緒に走ってくれてありがとうね。
武道館はわたしが立ってくるよ。
その時までとりあえずそのうるさい口閉じて待ってて。


明日はアオとのラストダンス。
それもそうだけれど、
私にとってはそれだけじゃないです。

悔しい想いをした去年、立ちたかった二日目のステージ。

TIFの出演が決まって、わたしはただただうれしかった。
またあのステージに立てる。もう一度、あの夢のステージで自分を魅せたい。

3日間立ちたい。


わたしを見て欲しい。
これからのGANG PARADEを見て欲しい。


だから明日も、笑顔で。
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アオちゃん。
あと少しの時間だけど、
手と手を繋いでまだ見ぬ明日を描こうね。







アオちゃん大好き











イヌカイ