どーも、この冬は少雪傾向でニッコニコかと思いきや、たまにドカッと降るので疲れ果てているクズです。

さて、今年は何か全然良いことが起きませんね。暗いニュースばかり目立つ気がします。もう少し明るい話題が欲しいところですね。
実は全く知らなかったというか、気づいていなかったんですが、今年はオリンピックイヤーなんですってね。何か盛り上がりに欠けている気がするのは何故でしょうね。個人的にはテレビ等にも似たようなことが起きていて、娯楽が多様化した中でオリンピックに対する興味が薄れている人が多いのではないかと思います。何だかんだ言ってもスポーツ観戦も娯楽の一つですから、他に魅力的な娯楽が増えれば埋没していくのかと。だけどやる側はまだまだオリンピックに高い価値を感じていて、開催地なんかは金を使って準備をするし、放映権料も高く設定される。けど見る側はそこまでの価値があるものだろうかと考え始めていて、そこに乖離があるから盛り上がりにくいのかなと推測します。まぁなんの根拠もありませんので、所詮は素人の戯れ言ですがね。
まぁ、特別楽しみにするということはありませんが、普段あまり見ることのない競技の、世界最高峰の戦いを見ることができる機会は貴重だとは思っています。それに何だかんだ言っても、こんな自分がそれなりに幸福に生きていられるこの国に愛着はあるので、自国の選手たちを応援しようという気持ちもあります。
ただまぁ、ダイジェストとかで見るだけになりそうだというのは致し方ないといったところですね。

珍しく最近腹が立っているのは、ダイハツや日野、トヨタ等の不正についてのニュースですね。と言ってもそれらのメーカーの車に乗っているとかではないのです。
遙か昔まだ子どもだった頃、あるゲームソフトに夢中になりました。パリ・ダカールラリースペシャルというソフトです。ファミコンソフトの中でも、迷作とも名作とも言われる評価が分かれるもののようですが、私は大好きでした。このゲームで描かれているラリーは実際に行われていて、ゲームのように海の中を車が走ったり、戦車や戦闘機と戦ったりはしないものの、世界一過酷なモータースポーツと呼ばれていることを後に知りました。
詳しくは知らなくてもなんかすげーと思っていたものです。で、そのラリーで三菱がトップクラスの成績を収め続けていると知り、将来は三菱の車に乗ろうとある種の憧れを抱いたものです。
学生のうちに乗り始めた車を初め、最初は中古車ばかり乗っていましたが、一応会社員になりローンの審査に通るようになって、初めて新車で買ったのは三菱の車でした。すでにトヨタ、日産、ホンダが三大メーカーのように扱われ、何かこだわりがありそうな人はマツダみたいなイメージが出来上がっている時代で、わざわざ三菱に乗るの何で?なんて言われましたが、自分としては大満足だったんです。ところがその三菱に不正が発覚したんですね。もともと車に詳しい人間でもないですし、昔のことなので正確には覚えてませんが、確か当時三菱自動車単体では潰れいてもおかしくないぐらい叩かれまくってたような気がします。他の三菱グループの支援だったり、海外の自動車メーカーとの業務提携かなんかで何とか生き残ったみたいな印象です。それで、やっぱ三菱車なんか乗ってる奴はダメだって散々言われたんですよ。だけど実際にはダイハツも長い間不正してた。下手したら三菱が叩かれまくってた時期とも重なるかもしれない。あの何とも言えない気持ちはなんだったのかって思うんですよね。結局は走れなくなるまで三菱車に乗り続け、その後は会社員じゃなくなったので、また中古車しか買えない生活になりました。メーカーとかに拘ってる場合じゃなくて、その時の予算で買える車を買うしかないので、次に三菱車に乗ることができるのはいつになるでしょうかね。けどこの不正が次々に発覚するのを見て、やっぱりなって気持ちが再度強くなったので、予算内であれば少し積極的に三菱車を求めても良いかなと思った次第です。
まぁつまりですね、私は一部だけがやってるわけじゃないのに、一部だけをスケープゴートにするってのが気に入らないってことなんでしょうね。そういえば「みんなやってるのに…」って思いをした経験が多かった気がします。何故か自分だけやり玉にあげられたりね。だからなんでしょうね。何か自分だけ大人になれてみたいだ。

それとそうですね。亡くなられた漫画家さんに対しては、ただただ御冥福をお祈りするだけです。これはもう最悪な事件だと思います。部外者が何を言っても意味が無いんですが、救えたはずの命だよなと残念に思います。と言うのも、あの声明は出版社と相談して内容を決めたと書いてありました。だったらどういう反応があるかはある程度予測できたはずなんですよね。恐らく関わった全ての方がいい歳した大人なのでしょうから、ある程度は自己責任というのはわかります。何が何でも出版社は守ってやれよとは言えません。けど、近しい人はそれなりに人数いたでしょうから、しばらくは寄り添ってあげたり、目を離さないでいられたら救えたはずなんですよね。ってこういうことを書くと、今なお事態を受け入れられなかったり、悲しみの中にいる近しい方々を責めたり、犯人捜しをしているようで良くないですね。そういう意図はなくて、とにかく命が失われてしまったということが残念で仕方なくて、ついつい誰か救ってやれただろなんて思ってしまったのです。申し訳ないです。
まぁそれにしても、小説にしてもマンガにしても、映像化に際して原作者の意向通りにはいかないということが昔からあって、多くの原作者が声を上げてきたのに改善されないのは何故でしょうね。うーん、予想としては本で売れるものと映像で売れるものが違うからではないでしょうか。テレビ局等の映像化を画策する側は、映像で売れるものを作らなくては儲けにならない。もちろん原作ファンの数である程度の利益は見込めるから、オリジナルよりも原作ありの作品を作るのでしょうが、原作ファンが全員映像化されたものも見てくれるとは限らない。だったら原作を知らなくても映像作品として評価されるものを作らなくてはいけない。その溝は埋まりようがないのかなと思います。ただ、原作者に対して最大限敬意を払いつつ、映像化する側の立場も丁寧に説明して理解してもらう。原作のままで十分素晴らしいんだけど、映像化するならここはこうした方が良いんですよとかね、そういうすり合わせを丁寧にやるしか、こういう事態を避ける方法はないのかなと。それでやっぱり原作を変えるのは嫌だと言われればスッパリ撤退すれば良いんですよ。原作者側だって無理に映像化してもらわなくても良いでしょうし、映像化推進側だって無理にその原作に拘る必要はない。もちろん私は当事者じゃないので、実際にどういうやり取りが行われて、関係者がそれぞれどう感じていたかはわかりません。けど、こういう言い方も良くないんでしょうけど私がテレビ局側の職員だったら、色々注文つけられて面倒くさいなと思ったんじゃないかと思うんですよね。世の中には映像化やアニメ化に際して、全てそちらのプロにお任せしますという原作者もたくさんいる。面倒な原作者よりそっちを使おうって考えても良いはずなんですよね。何故そうならなかったのか。少し不思議に思いますね。そもそもそこで流れが変わっていれば防げた結末でもあるのかなと思います。
今回の件を受けて「映像化はプロの皆さんに全てお任せしているので、原作者の私も一ファンとして楽しみです」みたいな発言は、実は自己防衛のためのものだったのかなと思うようになりました。映像化に関わるスタッフを不快にはさせずに、原作と違うとか、つまらないとかいう批判はこっちにするなという意味が込められているのかなと。何だかそう考えるとやるせない気持ちにもなりますね。もちろん映像化等を画策する側の全てが、原作者に対する敬意に欠けているとは思いません。けれどこういうことが一件でも起きると信頼というものは崩れるわけで、崩れたら再構築するのは難しい。だからこういうことを起こさない方が結果的にプラスなんですよね。だったら一件でも起きないように常に原作者に最大限の敬意を払っていた方が良い。損得だけを考える人にもそういう考えが広まってくれたら良いなと思います。

それとまぁ日本人って印象が悪かった人に対して良い印象を抱くようになるのは時間がかかるのに、良い印象を持っていた人を貶めるのは早いなぁと思いました。みやぞんさんなんて、人の良さが顔に出てるとか、褒めまくってたのにコンビ解散の報道が出たら薄情者だとかね。佐々木朗希選手だって日本の宝だとか言って持て囃してたのに、ちょっと契約が纏まらないと何て恩知らずなんだとかね。どうしてそういう風に考えちゃうんでしょうかね。それぞれに事情があり、考えもある。それぞれの人生なんだから、関係ない他人が文句言ったって何にもならない。放っておけば良いのにと思いますよ。

うーん、何か最近やっぱり自己矛盾を抱えていて、そういうのをグルグルと思い悩んでしまってダメですね。つまりこのブログも私が思ったことをダラダラと書き殴っているだけなわけですね。で、上にそういうの止めた方が良いと書いたこと、佐々木選手を恩知らずだと思ったとかですね、そういうのを書いた人も思ったことを書いているだけなんですよね。自分が思ったことを書いているのに、他人が思ったことを書くのを止めろと言っている。何かその矛盾が自分でちょっと許せなくなってきてまして、まぁ私が言いたいのは書く内容ではなくて表現の仕方によって、叱咤激励にも誹謗中傷にもなり得るということなんだと。誹謗中傷になってしまわないように、表現には気をつけましょうと。そういうことを言いたいのだから、他者が思ったことを表現することに対して止めろと言っているわけではないんだと。そう自己弁護をするものの、やっぱりすっきりしないんですよね。
余計なことを考えすぎなんでしょうかね。つくづく面倒な野郎だなと思うんですが、これが私なんだから諦めて付き合っていくしかないですね。