どーも、また雪が降ってきたことに溜息が漏れてしまうクズです。そういうところに住んでるんですから、仕方ないことなんですよね。良いところもたくさんある場所ですから。


さて、昨日まで雪も落ち着いていたこともあり、少しぐらいは外に出た方が良いかと思って、ちょくちょく外出してました。と言っても行く場所もほとんどないので、図書館等に行っておりましたよ。

たまたまなんですが、図書館の職員さんが届いたばかりの封筒の中から何やら紙を取りだして、内容を一回確認してからすぐ捨てるという場面を見てしまったんですね。まぁ、クレーマーとか思われたくもないですし、そもそもよく知りもしない方に話しかけるような強いメンタルも持ち合わせていないので、別に何か言ったりもしなかったんです。でも職員さんと目が合ってしまってバツが悪かったのか、理由を説明してくれました。

捨てたのはポスターなんですが、全く同じものが市からも国からも届いたんだとか。先に届いた方をすでに貼ってあるので、後から届いた方は廃棄することになるそうです。

なるほどなぁと思いつつ、改めて見てみるとそう広くもない田舎の図書館で、壁にはポスターがこれでもかと貼ってあり、棚にはチラシ・リーフレットが何重にも重なって置いてある。ここから下は違うチラシなのかってわかるだけで、上から見たら内容なんか全くわからない。はっきり言って誰も見ないんだろうなぁ。紙の無駄だしわざわざ金使ってゴミを作ってるとしか思えない。

環境保護とかSDGsとか騒ぐんだったら、こういうところから変えれば良いのに。比較的新しかったり、大きめの役場とかだとデジタルサイネージを導入してるところも多いじゃないですか。もう公共施設は全部デジタルサイネージにして、ポスターもチラシも無くせば良いですよね。ディスプレイ一つあればできるんだから、初期費用もそれほどバカみたいに高くはならないでしょう。

デジタル庁なんてものもあるんだから、公共施設からガンガン進めていけば良いのに、そうすれば民間にまでそういう流れが及ぶ間に、ポスターとか作ってた印刷会社とかも、他の収入源を確保する努力をする時間を確保できる。


なんだか思いがけず色々考えてしまいましたね。外に出るって案外大事なのかもしれませんね。何より図書館の職員さんに話しかけられるぐらいには、自分は嫌がられる人間には見えていないのかなと知れたことが大きかったです。臭いとか汚いとか、生理的に無理とか思われてたら話しかけられもしないでしょうからね。