こんなんでも15年近くスポーツをやってました。それなりに真剣に全国を目指していた時期もあって、ということは厳しい練習をしていた時期もあったということです。
まぁでも、よく先輩とはぶつかりました。体育会系独特の上下関係というのは嫌いではないです。先輩が先輩らしく振る舞って、後輩が後輩らしく振る舞うことで、色々なことがスムーズにいくというのは、まぁわかるなと思います。
基本的に先輩に対しては今でも敬意を抱いています。ただ、根性論だけはどうしても納得いかなかったんですよね。
気合いが足りない、やる気がない。そんな風に言われても納得できないんですよね。自分では気合い十分、やる気満々なつもりですから。でも今思えば、どうすれば気合いややる気が他人に伝わるかってのは考えていなかったなぁと。社会に出てからも、同期入社の同僚が仕事はできるようにならないけど、声が大きいという理由でやる気があるとか言われてましたねぇ。
でもそういう経験をしてもなお、他人に伝わらないやる気に意味がないとは思えないんですよね。まぁ、今はホントやる気なんてないんですけどね。

あ、あと練習中に水を飲むなとかいう世代ではもうなかったので、そこは問題なかったのですが、とにかく練習を休めなかったのもきつかったですね。体調が悪いという理由で休もうとすると、とりあえず見学でもいいから来いと言われました。そして、練習すれば治るとか、やってみてダメだったら途中で抜ければいいとか言われて、結局休ませてはもらえなかったですね。
卒業の時とか、この経験がいつか活きるとか言われましたが、ちょっとしか活きていない気がしますね。そのちょっとが大事なのでしょうかね。