動きと感情の授業作り
授業作り。
これが、なかなかおもしろい。
芸能事務所と学校で授業を担当させていただいていますが、
からだを使った演技の授業が好評です。
生徒やタレントたちの課題と、
学校や芸能事務所の要望・課題を、
を聞いたうえで、
自分が提案する解決策を、授業というかたちで発表する。
あ、これ、
プレゼンテーションと同じだ!
ということに気づきました。気付くの遅いか笑。
そうしたら、授業でも、様々な仕事の企画でも
伝えたいことが一気にシンプルにまとめられるようになって
仕事がうまくなっている感じが・・・★
からだを使った演技と言っても切り口は無限大。
私は感情表現をテーマにした切り口がメインで
どういう気持ちのときに、
どんなからだの使い方をするか
呼吸と筋肉の関係性を、理論と実践トレーニングで伝えています。
CMや映像方面でも、こうした内容で、
動きの演技振付やコーディネートの仕事をしたくて、経験を整理しています。
動きと感情。
これは、声を扱う声優やナレーター志望者にも
とっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっても大事だということが
様々な検証を経て分かってきました。
今日は大手声優事務所の方が生徒たちを見に来てくださる模擬オーディションがあって見学しました。
面接官が仰った
「声の演技の中で、人の動きで出てくる呼吸の感じや、相手との距離感を、しっかり台詞の中にいれてほしい」
というお話。
どうしたら解決できるのか。
声優やナレーターの新人が、その言っている意味を理解して身につけるには、
従来の声優授業の原稿の読み込みだけでは難しい。。。
動きを伴った演技を、日常的に体験していなければ
声の演技は完結しないんだなぁと強く感じました。
新しい授業作りに、挑戦します。