3.虫めづる日本の人々展
サントリー美術館で催されている本企画展。
虫が日本人にとってどのような位置付けだったのかに着目しながら集められ、江戸時代の作品を中心として日本画や様々な日用品(香箱など)を見ることができました。
日本画に関しては全く無知な私…。
この企画案に惹かれて行きたいと思ったものの、本当に楽しめるのか少し不安でしたが…。
そんな心配はいりませんでした!
会場に入った瞬間から、静寂の中から聞こえる鈴虫の鳴き声。
見にいらっしゃっている方も年配の方が多く、物静かな雰囲気で、人もそんなに多くなく、じっくりゆっくり見ることができました。
そして、むしさんたちの可愛らしいこと!
使いやすい意匠なのか、全体的に蝶が多めでしたが、それ以外にもたくさんの虫に出会うことができました。
思えば、私も小さな頃は蛍を捕まえたり、鈴虫を捕まえたりして季節を楽しんでいたっけ。と江戸時代の人々との共通点なんかも見つけられることができました。
本物の虫は大人になるにつれてどんどん苦手になっていき、今では触れる虫は蟻くらいの私ですが、今日はたくさん虫をめづることができました
ほんとは古代メキシコ展も書きたかったのですが、ずっとこの日記を眠らせてしまっていたので、この企画展のみで公開します