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みなさん、こんばんにゃ河原田麻亜里オフィシャルブログ Powered by Ameba-DIMG0134.GIF
まありです。
 
 
 
さてさて、今日はわたしの大好きな映画をご紹介します。
 
 
『秒速5センチメートル』
 
という、新海誠さんによる作品です。
 
みなさん、ご存知ですか^^?
 
この作品は、2007年に公開された、アニメーション映画です。
3つの物語で構成されていて、その物語すべてに共通して、
主人公、そして主人公が思いをはせる相手が登場してきます。
 
***
 
「桜の花びらの落ちるスピード」
それが
『秒速5センチメートル』
 
幼いころに、お互いが確信していた運命の道が、
レールを外れることなど、2人は考えもしなかったはず。
けれど、時は残酷に過ぎてゆき、やがて2人は…
 
***
 
主人公である貴樹、そして明里。
この2人の成長、そして心の変化を描いた作品です。
 
 
この映画で素敵なのは、言葉の選び方がすばらしいとことろです。
観ているわたし達をひきつけるような言葉たちを、
考えて考えて選んだ、という印象を強く受けます。
そして選ばれた言葉はどれもやわらかく、しかも切なく、
わたし達の胸に痛いほど響いてくるんです。
 
もうひとつ、絵がとても繊細であるところです。
実際にある風景をことこまやかに描かれてたり、
人物の表情も豊かで、まさに世界が広がっているのだ、と
感じられます。
 
2人の関係の間にも、登場してくる人がいて、
その子の気持ちが揺れ動く様子も、言葉から、そして表情から、
ひしひしと伝わってきます。
 
 
そして、最後に映像と流れる山崎まさよしさんの『One more time, One more chance』
この曲はこの映画のために作られたものでなく、
既存の、しかも過去に『月とキャベツ』という映画の主題歌として用いられていた曲だったのです。
しかし、この曲がこの作品の世界観にマッチしていて、
まるでこの曲は貴樹の気持ちそのままなんじゃないか、と思えるくらいでした。
この映画を観た、という方の感想などをみてみても、
この曲で泣いてしまった、という方がとてもたくさんいました。
わたしも、そのひとりでした。
このシーンの前にも、『ぐっ』とくるシーンはいくつかありましたが、
やっぱり、この最後のシーンでこらえきれずにぼろ泣きでした。
 
 
 
誰かに『特別』という感情を抱き、
どんなに忘れようと思っても、どうしてもどうしても忘れることなどできない。
お互いに惹かれていることをわかっていても、
それを形にすることができないまま終わってしまった。
「あのころに戻れるならば…」
こんな想いを抱えている方、抱えていた方に、
おすすめの映画です。
 
でも、どんな方にも、大切な気持ちを与えてくれる映画だと思います^^
みなさん、ぜひ観てみてくださいねっ
 
 
 
 
ではでは、今日はこの辺で♪
風邪っぽい河原田さんでした*・ω・*
 
 
 
maar!◎゜