『 インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア 』 (1994年 ゴシック・ホラー)
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【 あらすじ 】
現代のサンフランシスコ、街を見下ろすビルの一室。 インタビュアー(クリスチャン・スレーター)を前にして、美しい青年ルイ(ブラッド・ピット)は自らの半生を語り始めた。 『 私はヴァンパイアだ 』 と・・・
18世紀末、最愛の妻を亡くし絶望の淵に沈むルイの前に現れたのは、レスタト(トム・クルーズ)という名の美しき吸血鬼だった。
彼によって永遠の命を与えられたルイは、レスタトと共に世紀末の夜を彷徨う住人となった。
欲求に忠実で躊躇いも無く人を襲い続けるレスタトに対し、吸血鬼になっても人間の心を捨てきれず吸血行為に苦悩するルイ。
だがある夜、母の亡骸にすがりつく少女クローディアと出会ったルイは、血への欲望に耐え切れず衝動的に彼女の首に噛み付いてしまう。
彼女を新たにヴァンパイアの一族に招き入れたレスタトは、人と吸血鬼の狭間で悩み続けるルイにその幼い吸血鬼の世話役を与える。 しかし、それは思わぬ悲劇の始まりだった……。
【 感想 】
初めて観たのは何年前になるだろう・・・もうかなり昔の事になるけれど、ハッキリ覚えていることがあります。
当時、交代勤務をしていた私は夜勤が続くと完全に昼夜が逆転していて、リアル闇の住人みたいな時期がありました。
そんな時に観たせいか 恐怖の対象だった吸血鬼に感情移入してしまい、それがきっかけでヴァンパイアものにハマっていったのを思い出します。
この映画の面白さは もう色々な方が語り尽くしておりますが、私が斬新だと思ったのは この映画の題名にもあるように インタビューから始まるところです。
まさか現代の都会から物語がスタートするとは思っていなかったし、自らをヴァンパイアだと明かし その過去を回想する流れも独特だ。
それともう1つ、従来の吸血鬼映画には登場してくる ヴァンパイア・ハンターとの対決が、話のメインになっていないところも特異な点だと思います。
本作は吸血鬼サイドに寄った作りになっていて、ヴァンパイア同士の愛や悲しみ、苦しいほどの葛藤などを描いた点が今までになく 面白いなぁ~と改めて感じました。
今ではすっかりベテラン俳優になったトム・クルーズとブラッド・ピットの二人ですが、この映画では若さが爆発している・・・そんな風にも感じられた1本でした。
いやぁ~~ただただ懐かしぃ~~っすね~~。(≧▽≦)
では~また ('-^*)/