『 いぬやしき 』 (2018年 邦画・SFアクション)
【 あらすじ 】
会社や家族から疎外されている初老のサラリーマン・犬屋敷壱郎(木梨憲武)は、医者から末期がんによる余命宣告を受け、途方に暮れていた。
ある晩、公園で不思議な体験をした犬屋敷は、次の日には機械の身体に変わっており 困惑する。
誰にも真実を告げられぬまま、普段通りに生活を続ける犬屋敷だったが、彼と同じような機械の身体を持った獅子神皓(佐藤健)が、日本でテロを起こすと知り それを止めようとするが……。
【 感想 】
今までこの手のSFアクションものは、ハリウッド映画の独壇場でした。
邦画でこれをやろうとすると、どうしてもCGレベルの低さだったり、実写との合成のイマイチさが目立ってしまっていたんですが~、遂に邦画のSFも この域にまで達したかー!と、感慨深い作品になりました。
主演の二人(木梨と佐藤)も、今までには無かったイメージのキャラクターを見事に演じており、いい~意味でハマり役だったんじゃないかと感じた。
ツッコミ所も無くは無いのですが~(例えば警察側の対応とか、獅子神の画面越しからの攻撃とか)、それでも全体的には上手くまとまっていて、とても面白かった。
邦画の新しい魅力と、新たな可能性を感じられた1本でした。
では~また ('-^*)/