【週刊文春WOMAN】

2024春号

表紙は慎吾くん【明日】

絵に込められた意味

[テラヤマキャバレー]

上演中の慎吾くんの雰囲気が良い

舞台も素晴らしかった

タイトルは作品内容にも通じ

生き方や黒木さんの話も心に迫る

 

今号には剛くんも

清原果耶さんとの対談

 【碁盤斬り】の公開も後一月ほどで

渋い剛くんが観られそう

 

そして『談話室 稲垣』は芥川賞直木賞作家

九段理江さん、河﨑秋子さんと

【ゴロウ・デラックス】を思い起こさせる素敵な企画


こちらの対談を読んで早速

『東京都同情塔』を購入

もう言葉の勢いが凄い

その激しさに溺れてしまいそう

今と少し離れた世界

でも重なった部分がもう一つの世界の情景を現実に浮き上がらせる


バベルの塔

かつて神の領域に手を触れようとして

崩されてしまった塔

言葉をバラバラにされたしまった人間は

今も多くを共有できない

東京都同情塔は優しさの果てなのか

甚だしい差別なのか

言葉で積み上げられたような高い高いその建物の幻が感じられる



 

 

 

河﨑さんと九段さん

お二人のお互いの作品に対しての感想が聴けるのもこういう場があってこそ

もっともっと語って欲しくなる

たまらなく【ゴロウ・デラックス】が懐かしくなる


本当に貴重な大事な番組だった

できればどこかでもう一度企画してもらえないだろうか


稲垣吾郎という人を通して知る作品の輝き

二重にも三重にも魅力は増し

読み解かれた一節が心を占める

心地よい朗読の時間が脳内をゆっくりと巡る


ぜひ会えますように