25.Oct.2022

 

カオスの朝。

 

娘は、将来、支援員さんになりたいと割と早くから言っていた。

 

日本で行っていた小学校で、

仲良しの、支援が必要な男の子に、

いつも寄り添っている人がいることにとても興味を持っていた。

 

人を助けることが好きな子に育ってきた。

 

なんでかね。

 

乗り越えられない試練はない。

 

全てに意味がある。

 

と、色々色々ベッドで寝っ転がったまま話した。

 

 

なんか、使い古されてて、気恥ずかしいけれども、

娘に話すのは初めてだし。

 

 

そのあと。

 

 

暗い気持ちでいるのは嫌なので、

 

怒りのダンスと称して、私が踊り狂った。

 

 

そしたら、腰が砕けるほど笑ってくれた娘。

 

 

人生にはユーモアが必要だと教えてくれたのは夫。

 

 

本当にそう思う。

 

 

ユーモア、ウィット、皮肉、色々、

困難を乗り越えるためには必要だ。

 

 

 

と、色々あって。

 

 

家のWIFIが切れた様子。

 

オフィスに確認しに行く。

 

やっぱり切れてた。

 

契約を更新して、お金を払う。

 

すぐには繋がらなそうだよね。

 

明日かな。

 

 

テレビをつけたまま寝てしまう。

 

珍しく朝に出て行ったニャオが戻ってこない。

 

娘がずっと名前を呼び続けたからか、

私の夢では、知らない猫が数匹家の中に居る夢。

 

 

今日は、サウジで部分日食が見られるからと、

学校の先生が、光遮断板を持ってきてくれた。

 

 

        

 

          欠けてるの〜!!!

 

日食中、日本の息子とも喋りながら鑑賞。

 

 

息子は、部活の後、自習室に誘ってくれた友達に、

行けないと断ったそう。

 

息子 「ごめん、今日寄れないや」

友人 「なんで?」

息子 「早く帰らないと、豚こまが売り切れちゃうんだよ」

友人 「お前は、学校一かっこいいやつだな!」

 

笑って馬鹿にされちゃうんじゃなくて、

友人の言葉に、いい友達ができたな〜、さいこ〜、って

母は涙が出ました。

 

日本で息子は自分の面倒を頑張っている。

 

↑おばあちゃん同居なんだけど、ほぼ大したことができない。

↑でもわかっているので、それも含めて成長の時

 

      豚豚豚豚豚豚豚豚豚

 

午後は、娘が英語を見てもらう日だったので出かける。

 

帰りはUber。

子供達が生まれた病院前から乗るので、

久しぶりに中へ入ってみた。

 

受付は、すべて自動化されていて、

機械がズラ〜〜〜〜〜〜っと並んでいた。

 

なんかいい加減なでっかいテーブルで、

椅子に座って受付して、

後ろの方にフィリピン人ナースたちがぺちゃくちゃお喋り

していたあの頃が懐かしいなあ。

 

殺風景なお茶コーナーもなくなってしまった。

ブルーのシャワーキャップみたいなので髪を隠して、

お茶を淹れてくれていたフィリピン人カフェ。

 

夫は、あのカフェが好きだったなあ。

 

いい加減で。

 

日本もそうだけど、チェーン店ばかりが増えて、

綺麗で、どこに行っても同じ味で、便利で。

 

そこにしかない喫茶店とか、

そういうのに好んで入る私としては、

サウジのこの変化も、少し淋しさを感じる。

 

 

今日は、カオスから始まって、

怒りと、慰めと、日食と、息子の笑いと、

懐かしさと、淋しさと、

めっちゃup downの感情の日だった。

 

日食がもたらした奇跡的な日。