入院しても
出来る事は点滴だけでした
それでも、体は少し楽になったと思います

原因がわからないので
私は以前
行った事のある、印象的だった病院の先生を思いだし

他科受診届けを家族に書いてもらい
家族に病院に連れて行ってもらいました

入院してすぐに
大学病院の脳外科にかかった時

「気分の問題でしょうね、気分転換してください」
と何度も言われ
納得できず
涙を流しました

そんな事があり
それまでにも色々な病院にかかり
色々な医師と接して来たので

「もうそこでダメならどうする事もできない」
という気持ちでした

印象的だったその病院の先生の所に行き
検査をして
異常はありませんでした
ただ
他の病院の医師と違ったのは

「何か原因があるはずだから、諦めないで頑張りましょう!」
手を握り
しっかり顔を見て
大学病院の脳外科のトップにいる先生に
紹介状を書いてくださいました

また
涙を流した大学病院に行く事は
不安がありました

そして初診は予約制で年末年始だった事もあり
診察までには日にちがかなりありました

入院中
個室で、昼近くから夜まで面会時間があり
家の近くだった事もあって
旦那さんと娘は
仕事以外の時はずっと
そばにいてくれました

その時の私は
車椅子でなければ歩けず
食事もろくにできず
ただベッドの上で
身の置き場がないくらいの苦痛に耐えて
時間が過ぎるのを待つしか出来ませんでした


毎日
地獄のような苦しみの中で
心も鬱のようになり
家族を不安にさせたり
何度も心配かけて
泣く姿を見せてしまいました


希望が見えず
明日が来なければいいと願い

私は何度も
「生きて行けるのだろうか、、、」
絶望し
本気で自殺を考え
いのちの電話にも電話をかけた時もありました