よくライブで歌っている私の「風車」という曲。
この曲はもともと
英国のフォークシンガーVASHTI BUNYAN(ヴァシュティ・バニアン)の
「Diamond Day」という曲で、
ALBUM 「Just Another Diamond Day」(1970年発表)の中に収録されている1曲です。
このアルバム、1970年に発表後、当時プレス数も非常に少なくほとんど出回らなかったらしく、
超レア!幻の名盤として、知る人ぞ知る、作品だったそうです。
(2000年にやっとCD化され再発されたのです。
1970年に発表後、彼女は2005年に36年ぶりの2作目のアルバムを発表されました。)
そこで、なんで音楽通でもない私が、
1993~年あたりで既にカヴァー曲(歌詞は自分)を歌ってたかと言うと・・・
その昔、私に手作りカセットテープ(セレクトテープ)をくださった方がいました。
渚十吾さんです。
(渚さんとは、ずーーーーっと昔、それこそ私が音楽を始める前の、、
あれは、、、私が21歳の春あたり、私の仲良しのお友達の、お友達だったんですね。)
ああ、色々と記憶が蘇ってきましたよ!!!
その当時、私は苦しい心境(今振り返ってみても1番苦しい時期だったかも)の最中にいて、
そう、私は渚さんのある言葉によって、はっとさせられたのでした。
そうそう、
あれは下北沢の小さなバーで
渚さんがおっしゃったんです。
私が確か渚さんに愛について質問したんです。
そしたら渚さんは「蟻にだって愛はあるんですよ。」とおっしゃって・・
「ほんとうに?」
「はい。」
私はピカッ!と目が覚める思いでした。
(信頼できる大の大人が、それを真顔でおっしゃったからです。)
「あ、私、幸せになろう。」と、ぐいっと心を方向転換した一瞬でした。
(これは私の人生のほんの入り口付近のエピソード。でもあれは重要な方向転換でした。)
まぁ、話はなんともそれましたが(笑)
「Diamond Day」。
その渚さんのくれたセレクトテープにはさまざまな曲が入っていて、
(1曲目は十吾さんのお子さんの縦笛の曲みたいなのも入ってた覚えが・・・)
そのテープの中の1曲に、この「Diamond Day」が入ってたんですね。
もちろん、タイトルもアーティスト名も何も書かれてないただのカセットテープでしたので、
誰の曲かもわからない。
そのカセットテープ自体、その後、度重なる引越しで失くしてしまったのですが、
私の記憶の中で「Diamond Day」は残っていたんです。
それで、記憶をたよりにカヴァーして、
「風車」というタイトルにして、ライブで勝手に歌っていました。
でも、いよいよ、「風車」を97年アルバム「君の友達」に録音する事になって、
この曲の著作権は?ということになり、
そもそもこの曲、だれの曲?
ということになり・・・
私はあせり、再び渚十吾さんの居場所を探し、電話したのでした。
あの~・・10年ほど前にいただいたカセットテープなんですけど・・・って。
もちろん渚さんも記憶にないです。そんな昔のこと。
「どんな曲?うたってみて?」と言われ、
私は電話口で「らーらららーらーらららーらーらららーらー」と歌いましたら、
すぐに「あー、それはヴァシュティ・バニアンの「ダイアモンド・デイ」ですね。」と、
おしえてくれたのでした。

いちばん風の強い日を選び
屋上の金網にもたれてる
LALALALALA・・・
心の中小さな風が巻き起こり
ぱらぱらと想い出がちらばって
LALALALALA・・・

この胸の風車が回りだすまで
もうしばらく 誰からも 姿を消そう
いちばん風の強い日を選び
屋上の金網にもたれてた 
LALALALALA・・・
LALALALALA・・・


