姉のこと。
訳あって1年間2人で暮らしていた時期があった。
いっしょに暮らす前の私は家事も料理もほぼやったことがない、親がやってくれるだろうと言う考えが抜けない他人任せで生きてきたアマちゃんだった。
姉とは姉が家を出て約3年間あまり連絡を取り合わず、むしろなぜ一緒に住むことを許してくれたのか今となっては不思議だ。

だが、一緒に暮らすと言うことは家事を分担しなければ姉に追い出されるかもしれない。

私は最初のうちは借りられてきた猫のようにおとなしくしていた。

だんだん慣れてくると、与えられた部屋、共同スペースを少しずつ片付けなくなっていた。
案の定姉に片付けてと叱られた。

それを言われるたびに 追い出されたらやばい と思い片付けをするのだ。

姉はカレーやシチューを冷凍保存したり、毎日台所掃除や風呂掃除をしたり、休みの日は必ず掃除機をかけクイックルワイパーで仕上げ洗面台もきれいに掃除している。 生活能力の高い姉をみて素直にすごいと感じていた。
そして食事もとても綺麗に食べるのだ。

いっしょに暮らしてそんな姉の姿を見ていると私もしっかりしなければ、そんな姉のようになりたい。そう思うのはなんら不思議ではない。

ちなみに性格面においては、懐に入った人には優しい。が笑顔でかなりきついことを言う。
(そんな姉にビクビクしていたのは内緒だ。)


姉には当時長年連れ添っている彼氏がいた。(現在その彼氏は旦那になってる)
姉はその彼氏の家に週一で通っていた。
そしてたまに2人で一緒に暮らしている家に来ていた。
私は最初こそ嫌だった。いや、語弊がある。
知らないからこそ、一緒の空間にいたくなかった。(かなりの人見知り)



。。。
文字打つの疲れた。
ひとまずこれでおしまい。