またまた間が空いてしまいました。
なかなかブログをライフワークに出来ていませんやっぱり親子通園って大変です!!
でも、めちゃくちゃ楽しいです。
子供と一緒に、自分も泥んこになって、水浸しになって全力で遊べるのは療育の場だから。
わかっていても、日常に戻るとなかなかそこまで出来ません。
さて、タイトルの個別療育について。
長男の通っている療育の施設では、隔週1回の個別療育があります。
入園式の翌日が1回目の個別療育日でした。
行ってみると先生が、「おたまじゃくしとりに行くよー」と言いました。
「行かない」と長男。
怖いんだと思います。
でも、お出掛けには興味がある様子。何もしなくてもいいから行こうよと誘って、車には乗りました。
どうなるかなー、なんて心配は無用でしたねもう、着いた途端、吸い寄せられるように大きな溝の中へ。どんどんおたまじゃくしをとって行きます。
もうビックリです。虫全般触れないので、絶対無理だと思ったけど、自然の力は偉大です。全身使って、とっても楽しくキラキラ笑顔で過ごしました。
でも!!これで終わらないのが長男です。
お帰りのバスから降りないと言い出し、何とか説得しましたが切り替え出来ません。
「無理やりはしたくないんだけど、もう待てる時間全部使っちゃったからごめんね」と言って、抱き抱えてバスから降りました。
パニックを起こす長男。
ママなんか大嫌いと泣き叫びます。
離せ離せと噛みつきます。
通りすがりのおばあさんに、「ママの愛情が足りないのよ、抱きしめてあげて」と声を掛けられました。善意の言葉が、更に私の心をえぐります。
もう、彼自身、何が嫌だったかも分からなくなっています。私は自分の余裕が無くなっているのが分かったので、長男が公園の敷地内にいることを確認して車に乗りました。
「ママー!!ママー!!」と外から泣き叫ぶ長男。
車から降りるとまた走って逃げます。
何回かそれを繰り返したと思います。
途方に暮れて車の運転席で突っ伏して泣いている私を見て、「ママー、ごめんなさい」と明らかに、さっきまでとは違う泣き方の長男が近づいて来きて、私はゆっくり車から降りました。
もう逃げません。
「ママもごめんね」と言って抱きしめて、何事も無かったように一緒に帰りました。
未熟なママでごめんね。
頑張って戻って来てくれたね。
またママの為に我慢してくれたんだね。
色んな気持ちを抱えて帰りました。きっと小さな長男もまた、色んな複雑な気持ちを抱えていたと思います。
それでも私は長男の療育を諦めたりしないし、彼も自分のなかの最良の自分でありたいと頑張っています。