(睡眠障害編) 【18】の続き
睡眠障害が続く中、大好きな祖父母(私の実家)のいる家に入れなかった事を今現在の長女に問うと、
「自分でもどうしてか分からない」
と言った。
そう、もう今は何も問題なく祖父母の家に入ることができる。
今は祖父母の家が大好きだ🏠
ほんとは元々大好きな場所だった。
心が壊れてしまった、六年生の夏休み明けは大好きな場所さえ行く事ができなかった
幼い長女を祖父母と私の兄弟任せにし過ぎたんだろうと私は思う。
子供は大人の都合なんて知るわけもない。
それに気づかず大人の都合をずっと最優先にしていた。
あの時、長女を祖父母任せにしていたが、もう1人頼りにしていた大人がいた。
私の自宅前に住んでいた、幼馴染みのお母さんだった。
私は小さい頃からいつも仲良しの幼馴染みの家に行ったり一緒に出かけたりがとても楽しかった
そして幼馴染みのお母さんを私は
おばさん
と呼び、もう1人のお母さんのように慕っていた。
そのおばさんの家に行くのを、あの時まだ2歳の長女も楽しみにしていた。
私は次女を出産して自力でミルクを飲む事ができない赤ちゃんだったので経鼻栄養、医療行為などで寝る時間もあまりなかった。
私も長女もおばさんを頼りにしていた。
おばさんは幼い長女に毎日童謡を歌ってくれた。
チューリップの歌を歌う時は、おばさんの家にある造花のチューリップを持って歌う事を教えてくれていた。
童謡を知る事ができたのは、おばさんのおかげ。
おじさんも長女の為に童謡シリーズのCDをつくってくれた。
毎日昼過ぎから夕方暗くなるまでおばさんと過ごし、楽しくて帰るのを嫌がる長女に
お外で星を見るよ⭐️
と言って星を見ながら私の実家に送り届けてもらった。
長女は今でも、おばさんと私の幼馴染みと、娘さん、同居の弟さん夫婦のいるお家が大好きで、かなりそこが癒しの場所
私もおばさんと幼馴染みがいるお家が大好きだったように、長女も大好き。
六年生の秋が過ぎ、冬に長女はおばさんの家に泊まらせてもらった。
その日は私の幼馴染みと長女の大好きな2つ歳下の娘さんが帰省していて、長女が帰りたがらなかったのでワガママをきいてもらった。
でも長女は睡眠障害があり、眠る事が難しかった。
私は迷惑かけるからお泊まりは無理だと思ったが、おばさんも幼馴染みも受け入れてくれた。
どうやら、長女と夜中遅くまで話をしたり、寝かす方法では無くて、とことん付き合ってくれたようだった。
夜中の1時が過ぎたころだろうか、おばさんと幼馴染みが、
そろそろお布団に入ろうか
と促してくれたら、すんなりと寝る態勢になり静かに眠っていき、
2時には寝たよ
と後から教えてくれた。
それにしても眠れない長女を受け入れてくれたこと。
とことん付き合ってくれたこと。
今でも凄く感謝してる
上手く言えないけど、なかなかできないことをしてもらえたと思う。
はっきり言って眠れないコを預かるなんて厄介な事だと思う。
そして何より、、、、、、
それをキッカケに長女は入る事ができなかった、私の実家に入る事ができた。
あんなに入れなくて悩んでいたのに。
入れた
魔法ダァ〜
ほんとにありがたかった
おばさんも幼馴染みも、
長女が実家に入れるように
と思ってたわけでは無かったと思うけど、深い優しさが難しかった現象を解決してくれた。
長女とまたこの話ができるように、しっかりと思い出を書きとめておきたくて、始めたブログなのだ。