次女の退院で家族みんながホッとした。
これで今まで通りの生活ができる。
これまでに体の弱い次女は何度も何度も肺炎などで入院した。
命に関わるほどの病気もし、病院🏥からもっと専門分野の高い病院に救急車で運ばれたこともあった。
その度に大変な思いをしてきたが、付き添いの母親の私、仕事が終わってから様子を見にきてくれる夫。大人だけが忙しくて、大人だけが大変な思いをしてきたのだとずっと思ってきた。
まだ三女が産まれる前の小さい長女は入院中はずっと私の実家に預けていた。両親は初孫の長女を存分に可愛がってくれていた。
私達は、か弱い次女の付き添いや洗濯や、夫が泊まって私は自宅に帰ると1週間に1回だけ会えるという日がほとんどだった。
離れる時は泣いたが特に心配もしてなかったし、大事にされていたし楽しく過ごしてるのも分かった。
しかしながら体の弱かった次女の入院は何年も何度も続いた。
小さな長女の泣き声は私には全然響いて無かったと、娘が学校に行けなくなってから知る事になった。
ずっと今まで退院すればいつも通りの変わらない日常を過ごせていたから、まさか6年生の夏の入院に長女がこんな事になるとは、受け止めるまでに時間がかかった。
もっと後には不登校が待っているなんて。