ある日私は、はっきりと命令を受け取りました
『今日から、あなたは誰に対しても拝礼をしてはなりません』

私は、その見えない忠告者に尋ねました
「あなたはどなたですか?」
答えが来ました

『あなたのシャクティ (力、神的なエネルギー)です』

私は、紛れもないシャクティが自分の中に存し、ときどき、命令を発して私を導いているのだと思いました。

サーダナのその段階において、これらのことが起こってから、英知[神の知識]が少しずつ現わされてきました。

この体が最初から持っていた統合的な知識は、いわば粉々に砕かれ、無知の二重写しのようなものがありました......。

 しばらくしてから、私は再び自分の中に声を聞きました

『誰に、あなたは拝礼したいと思うのですか? あなたがすべてです』

即座に私は悟りました。

宇宙はすべて、私自身の顕現だということを。
そして部分的な知識は、完全な知識に席を譲り、私は、多様性を持って現れている一者に直面していることに気づきました。

そのとき、なぜ私には、長い間誰かに拝礼することが許されなかったのかを、理解しました。


「シュリ・アナンダマイ・マーの生涯と教え」より抜粋




Jai maa