手術に向けての検査が予定されてきます。
大まかに3回くらいに分て外来での検査が予約されました。
耳鼻科と歯科に行き内科も糖尿病内科、腎臓内科、循環器内科、呼吸器内科などの診察です。
耳鼻科や歯科はいわゆる病気探しで、潜在的な副鼻腔炎がないか齲歯がないかなどのチェックです。術後に免疫抑制剤を使うからです。
術後には多くがインスリン治療が一過性に必要になるそうで糖尿病科にかかったり、ほかにも内科疾患があるかの診察です。
循環器は心房細動があるので、手術に耐えられるかがメインです。周術期の循環管理の担当先生も決まりました。その後、心エコー、心筋シンチなどにも通いました。そのことも,いろんな紆余曲折がありました。後日書きたいと思います。
他の病院でPET検査を受けたり、頭部CT受けたり。
何かに引っ掛かればアウト。移植できません。この辺は心移植の登録と同じようなことです。
そして,なにより何回も通院したのは精神科でした。
肝硬変,肝癌の原因はアルコール性と診断されたからです。
たしかに,お酒はかなり呑んでました。毎日というように呑んでましたので,まあアルコール依存症といってもいいでしょう。
でも一般的に認知されているような、お酒を飲んでぐだぐだになったり、人に絡んだり、大声で叫んだりするようなことはありませんでした。
でも、移植コーディネーターさんは立派なアルコール中毒ですからと一刀両断。
大学の精神科に2、3回通い、そのあとはアルコール依存症更生プログラムがある市内の民間診療所に紹介されました。
それがいちばん辛かったです。
全プログラムで10回だったかあります。手術予定まで3ヶ月ほど。週一で通っても3ヶ月かかります。
予定日までにクリアしなければなりません。
そして季節は冬に向かってます。
辛い通院になりました。
次回は,それについて書きます。