僕が子供の頃。生活保護家庭は、ほぼほぼ皆無だったのを覚えている。今の市に合併する前は人口8,000人程度の小さな町であったが、それでも2、3件というところだろう。もちろん今よりも生活は貧しくて、食べるものも着るものも満足なものではなく、なんでも手仕事の時代だった。でも、生活保護になり社会から食わしてもらうということは、よほど大きな抵抗だったのかとにかく貧乏でも我慢する、「武士の高楊枝」的な自負があった。そして日本はもっとも生保の率が少ない国だと教えられ、それは僕の日本に対する尊敬でもあった。
でも、たった40年くらいの間に日本は激変した。皆んなが義務よりも権利を主張しだした。そして、今やズルをしてでも生保をもらおうとする人びとだらけ。
そんな僕も、確かに身障者ではあるが、それを主張している自分に気がついた。
こんなんではだめだ!