夏目図書館

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小説日記。

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彼女は、すごく美人でもなければ不細工でもない。普通の女子高生で僕のクラスメイトだ。

丸っこい顔におかっぱ頭。顔が丸いせいか5月人形にそっくりだ。
彼女は、僕の隣の席に座っている。
いつも、静かに彼女は本を読んでいる。カバーがかかっているから何を読んでいるか分からない。
彼女が、ひたすら休み時間になると本を読み始める。

僕は、寝ているふりをしながら彼女がどんな本を読んでいるか覗っている。

文庫のサイズだ。ラノベだろうか?もし、ラノベだったら…と思うが…
しかし、彼女が美少女系…のラノベを読んでいるイメージがつかない。
どちらかといえば、純文学なイメージが出る。

そう、僕はいわゆるオタクというやつだ。

戦う女の子が好きだ。

ツインテールが!

金髪少女が!

だけど、僕がオタクだっていうことは誰も知らない。
オタクの友達が欲しいけどこの進学クラスにそんな趣味の生徒は居ない。
皆、勉強一筋だ。おまけに、この学校には美術部も文芸部もない。

僕は、もしかしたら彼女はオタクなんじゃないか?

そしたら、どこぞのラノベみたいに部活作って…学園生活をエンジョイ!なんてことに
発展するんじゃないかと期待しているのかもしれない。