(以前の記事の別表現です)
現実的に、私たちは過去をやり直すことができません。
ドラ◯もんが発明されるのを待っている訳にもいきません。
「そうか、過去をいじることができないのだから
未来を察知すれば良いじゃないか」
という発想も、残念ながら現実的ではありません。
やる前に、わかる。
それができれば人生楽勝ですね。
でも、残念ながら私たちは
100%の未来を予測することができません。
100%の未来はわからないのですが
それほどくやしがる必要はなく
日常的なレベルであれば、誰でもある程度の精度を持っています。
試しに、手当たり次第、仕事や学校で
隣の席に座っている人が字を書いている最中に
使っているペンを取り上げてみましょう。
当然、怒られますね。
やらなくても、わかります。
初対面で会う人全員に
「好きです。付き合ってください。」
と言ってみましょう。
ほぼうまくいきませんね。
やらなくても、わかります。
相当の美女、イケメンでもない限り。
これはごくごく簡単すぎる話で
バカバカしいと思うかもしれません。
でも、決してバカバカしくはないのです。
なぜやる前にわかるのか??
そんなの、当たり前じゃん。
と思うのかもしれませんが
そうではないのです。
なぜ当たり前なのか?
をもっとよく考えてみるとき
大切なことに気づきます。
私たちは、それをよく経験しているということです。
私たちは経験上
”人のものをとったら怒られる”
ということをよく知っています。
幼稚園の教室で、友達の持っているつみきが欲しくて
とろうとしてみると、友達がすごく怒った。
小学校の休み時間、体の大きな男の子が
女の子のボールを取り上げて、女の子が怒っていた。
自分が体験して
人の体験をみて
人のものをとったらどうなるのか?
ということをたくさん経験しています。
たくさん経験し過ぎて
”当たり前”になったのです。
経験値の数が多いことほど
それは当たり前となり
当然のように予測ができます。
経験のないことには
あまり予測がはたらかないかもしれません。
でも、経験と知識の組み合わせをすることで
そこそこの予測はできたりします。
友達が言っていた失敗談。
親から聞いていた経験談。
ニュースでやっていた出来事の話。
自分が詐欺にあったことはなくても
「もしもし。オレオレ。」
と電話で言われたら、あ、これヤバいやつだ。
ということがわかります。
・あの先生に、ハゲと言ってはいけないらしい。
だから、光る、とか、ピカーるとか、もやばいだろう。
・はじめて旅行に行く街で、どういけば効率がいいのかわからない。
でも、ガイドブックと他の街での経験から、なんとなく予想がつく。
人から聞いたこと、自分の経験は自分でも知らずに
組み合わせたり、応用したりしています。
超能力はなくても、過去の経験と知識が
ある程度未来を教えてくれます
人が教えてくれる体験談。
おじいちゃんの話、先輩の話も、親の話。
世の中で起きている出来事。本や新聞から得られる知識。
そうしたものを、我が事として真摯に耳を傾けるなら
今よりもっと、嫌な経験を避ける能力があがってくるのではないでしょうか。
さらっと聞き逃してしまうのではなく。