こんにちは!
臨床心理士 五十嵐まろです
関東もいよいよ梅雨明け!
夏本番ですね
はじめてネイルにパープルを使いました
涼しげで気に入ってます
さて、本日のテーマはこちら!
人並みになりたい…
その考えの落とし穴
頑張ってるのに、
なんで人並みになれないんだろう
と思うことないですか?
メンタルクリニックで
うつで休職中の方の復職支援をしているとき
「自分は他の人よりも劣っていて、ダメだ」
という意識が強い方がほとんどでした。
そんな方たちに、
劣等感を乗り越えてどうなりたいですか?
と質問すると、
これまたほとんどの方が
人並みになりたい
普通になりたい
と答えていました。
仕事で疲れ切ってしまって
今までできていたことができなくなったら、
確かにものすごくショックです。
とりあえず、できていたころの
自分に戻りたいと思うでしょう。
ここで覚えておいてほしいのは、
「人並み」「普通」は
全然簡単じゃないってこと!
自分が実際にやっていると
すごいことだ!
と思わないかもしれませんが、
よく考えてみてください。
一週間のうち5日も
朝から晩まで働いて、
身体も心も疲れないわけがない。
仕事の進捗や期限、
成果に追われながら
人間関係も維持する。
それなのに家事をしたり
子育てをしている人もいる。
身なりもきちんと整えて
生活が破綻しないようにしている。
実はとんでもなく
すごいことなんですよね
復職を例に出しましたが、
恋愛や仕事、家族のことや
お金のこと、人間関係でも同じです。
世間一般に
「普通」「人並み」と
思われていることって
全然簡単じゃない。
テスト勉強のように
頑張ったぶんだけ成果が出るなら
平均点をとるのはそう難しくないですが、
大人になると
こんなに頑張ってるのに
なんで人並みになれないの!?
ってことが増えますよね…
「普通」って
「普通」じゃないんだ
と思っておくと
少し気持ちがラクになりますよ
自分が思う「普通」をやっていたら
体調を崩した、メンタルの調子を崩した、
という方はかなり多いですが
自分の思っている「普通」は
「普通」じゃなかったんだ
というふうに、
「普通」の認識を変えられる人は少ない。
ほとんどの人が
「普通」すらできないなんて
自分はダメだ…
という劣等感に苦しんでしまう
この記事を読んでくれた方には、
自分や世間の思う「普通」に
苦しんでほしくないです。
わたしが思ってる「普通」って、
実は難しいのでは?
って、疑ってみてくださいね
読んでくれてありがとうございました
次回の体験カウンセリングの募集は
8月ごろを予定しています!