妊活から初めての妊娠
楽しみにしていた矢先の胎児異常宣告
からの人工死産に至る記録、気持ちを
振り返りながら書いていこうと思います。
大学病院での診断はこちら
2018年3月1日 21w つづき
あまりの私の叫び声に
そろそろかと先生も到着。
本格的に出産が始まりました
私はと言うと
痛すぎてまったく目が開けられずでした
そして
痛すぎて力が入って
足も閉じちゃう
何度も"足開いてー"と言われたけど
むり!
できないことばっかり言うもんだから
でーきーないーーー
とか
むーーーりぃーーー
といい歳して言っちゃってた
看護師さんに促されたのか
急に旦那さんが私の右手を握る
私がいたーい!って叫ぶのに合わせて
握る力が強くなる
でも、ごめん
段々力が強くなりすぎてて
痛くて
それがイライラしちゃって
途中で手離しちゃった笑
看護師さんに
"どお?いきみたい感じ?"
とか聞かれるけど
ぜんっぜんわからない笑
ふんばってみても
全然出る気配なくて
内診でぐりぐりされる
陣痛よりそれが痛すぎて
何度も叫んでたら
"内診の方が痛がってるんだけど、、"
とひそひそされて不思議がられた。
だって!ほんとに痛いんだもん!
痛いのにどれだけいきんでも
出る気配なくて
一旦休憩することに。
外されてたおむつもはめられ
つぶっていた目を薄っすら開けると
先生もどこかへ行き
6人くらいいた看護師さんも
2人くらいに減ってた
悲しい笑
しかも
残って1番近くにいてくれた看護師さんは
経験浅い子だったらしく
私のお腹さわりながら
"、、ウン 、、ウン"とか
うなづいてたくせに
しばらくして
先輩看護師さんに
"どお?"って聞かれた瞬間
"なんか、私よくわからなくて、、"
ておい!!
いや、聞こえてますから!
めっちゃわかってる風に
お腹触診してたのに!
わかってないんかーい!
と一気に不安になった笑
出産中も
意外と冷静になれるもんだと学習笑
、、、とその瞬間。
むむむ。。?
でそう!
でるーーーっ
すぽっ!って
子宮口で何かがつっかえたのがわかった
"頭出てきた!"って聞こえて
"先生呼んでー!"って
バタバタし始めたのわかったけど
早く出したくて
無視してふんばったらでた笑
にゅるん!
って生暖かいのを感じた。
まだなんか残ってる感じがして
出したいけど
"先生来てないからいきむのやめてー!"
看護師さんに止められる。
そんなん待てるかい
って地味にイラつきながらも
頑張っていきむの耐えて耐えて
先生が来たところでふんばる!
にゅるにゅる何かがでる!
"胎盤もでるよー"
よくわからないけど、
声のトーンからしてそれが良いことだと
わかった。
"胎盤が綺麗に全部出たから
子宮内をそんなに綺麗にしなくていいかも"
って言ったから喜んだのに
むちゃくちゃ痛い
手首の点滴から麻酔が入ったけど
ふらふらなのは上半身だけ。
子宮の痛みは変わらないから
いたぁぁぁぁぁいぃぃって
弱く叫ぶしかできない笑
そんなこんなで、、
14:07 ゆうと誕生
正直、
ゆうとが生まれでた瞬間
赤ちゃんの弱い泣き声が聞こえた気がした
旦那さんも聞こえたって!
でも近くのラウンジに
赤ちゃんいたからその子かもって。
一応看護師さんに
赤ちゃん泣いてました?って確認したら
"ううん"って悲しげに言われた。
すでに亡くなってるから
泣くはずないのはわかってる。
でも、
あのタイミングで
あの瞬間だけ
確実に聞こえた。
しかも私たち夫婦にだけ聞こえた。
ほんとは
ラウンジの赤ちゃんなのかもしれない。
それでもいい。
私たちにとっては
あの泣き声はゆうとなんだ
って思ってるよ