お寺さんは、東日本大震災で被災したある中学3年生のお話をしてくださいました。
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私は両親を震災で亡くした子供たちを支援しています。
その中の1人の女の子のお話です。
その子の両親とお姉ちゃん、そしてお姉ちゃんの双子の子供が乗った車が津波で流されてしまい亡くなり、女の子は1人生き延びたそうです。
女の子は辛くて辛くてお墓にも行けなかったけど、数年たった今年のお盆にやっとお墓に行くことができました。
女の子は、
『まだ悲しみは消えないけど、自分がしっかり生きていこうと思えるようになりました。』
とお手紙をくれました。
中学3年生にこんな想いをさせてしまったあの大震災を、
私達は決して忘れてはなりません。
被災地からは遠く離れている岡山ですが、
たまに思い出して亡くなられた方を想ってあげてください。
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心がギューとなりました……
予兆もなく急に会えなくなってしまう悲しみはどんなに辛いコトか…
コワイ。。。
『故人を想う』ことはなによりも供養になるそうです。
『亡くなった人の分まで生きよう!ではなくて、
その人は充分頑張ったんだから自分は自分の人生を、亡くなった人に恥じないようしっかり生きてください。』
この言葉を聞いた時、なんだかシャキッとしました。
メソメソしてる場合じゃない!!と。
人間は亡くなってから仏様になるのではなく、この世に生きてる時から仏様になっていくそうです。
自分の事だけ考えて生きるのではなくて、人の事を想い考えて生きていると仏様に近づいていくそうです。
そして…
赤ちゃんがママのお腹の中にいる時パパやママの声が聞こえるように、
四十九日までは亡くなった人にも声が聞こえるそうです。
だから天国までたどり着けるように、いっぱい声をかけて背中を押してあげたいな。
そんな事を想う四十九日…
無事終えることができました。
東日本大震災だけでなく、広島の土砂災害や御嶽山の噴火ほか数々の災害で命を絶たれた方に…
ご冥福をお祈りします。。。
恥じないように生きよう。
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