アラフォー育児令和娘〜昭和かーちゃんと平成とーちゃん〜

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2020年の冬に出産した、第一子子育てプログ。

ランラン、ルンルンなブログを書くつもりが、ランドセル選びにまつわる、母の葛藤の話になりました。


10個もの候補を挙げていた前回のラン活ブログ。


「見せすぎはNG!念押しも何回もしたら子供だって嫌気がさします」というショップ店員さんの辛口指南ブログを見て、そりゃそーだと考えを改め、候補のうちの、ひとつの店に行ってきました。


ランドセルを背負う事自体は、初めてではありません。良く行く児童館に少し汚れたランドセルがあるので、4歳頃からそれを何度か背負っています。「少し汚れている」のが、気兼ね無く試すことができ、さらには実際このように汚れるのかと参考になるので、ありがたい存在です。


いざ「自分のランドセルを買いに行く」活動としては、はじめの一歩なので、ワクワクがとまりません。


この日のために、絵本やカタログ、近所の小学生の様子から、自分に合った、自分好みのランドセルはどんなものか、色や形、地味か派手か、親子で話し合って参りました。


それまでは、幼児だし「キラキラ」「デコデコ」「ハデハデ」が好きだろうなどと、想像の斜め上のものをを選んだ場合のシミュレーションをしておりましたが、その話し合いが始まると、どうやら娘は意外にも地味なデザインが好きなのだということが分かりました。


そして驚いたのが、一番優先したいことが「大容量」だということ。私そんなゴリゴリ刷り込みしたっけ?と、ゴリ押しした記憶は無いけど、それは確かに私も最優先だと考えて、伝えていたことでした。なるべく手ぶらで居させてあげたいのです。


なお、年中さん4月の頃は「軽さ第一」と私は考えておりました。それが1年近く経った今、小柄ながらも確実に成長し、たくましさを感じられるようになったため、「コードバン(高級で重厚な素材)ほど重くなければ良し」という程度に、重さへのこだわりは薄れています。


地味なものが落ち着くから良い。そう言い放つ娘。しかし彼女はまだ5歳。希望する色が週替わりでコロコロと移ろうため、地味も派手も、見せておきたいところ。


そこでまずは、彼女の希望通り、いや、父母が大好き、シックな工房系のランドセル専門店に行ってきました。


地味めで堅実な作りが特徴のランドセル工房。全被せか半被せか、ということしかデザインの選択肢はほぼありません。ただ、無限かのように思えるカラーバリエーション。さて、この中で娘は何色を選ぶのか。


ここに至るまでピンク、水色、紫…と、好きな色の変遷を経て、その日一番最初に選んだのはピンクでした。え?お店に入る直前まで紫ゆうてたやん笑い泣き


仰せのままに、ピンクを背負わせ…


「…か、わいい…ラブ」(親子3人同時に)


恍惚とした表情で鏡に見とれる我が家の人々…しかし時間がもったいない。正気に戻った大人たちは「紫、背負っとかんくていいの?ゆうてたやんなぁ?」「ほら、水色もあるで」次々と背負わせます。あれやこれや言いすぎてもなぁ、とも思ってましたが、なかなか繁盛している売場の雰囲気に飲まれたのか、おずおずとしており、声も小さめ。親が回していかんことには、浮き足だった娘はランドセルを吟味するどころではなさそうです。


娘好みの色を背負う度に、ポワワンと漂う様子の娘。母が見るのは、娘の表情です。


ぬうぉー!わからん!どれも可愛い!!


「あと気になったのある?」娘の意見を聞くと、これまで「好きな色」とは言ってこなかった色を呟く。


「へ?」親は驚く。しかしまぁ、物は試し、背負わすと…


「これにする」ですって。


ふぁ~!?なに~!?


あれこれいくつか背負わせ、疲れているだろう終盤に見せた、あの笑顔。あら、本当にこの色が好きみたい…!?いや、多分、今日一番良い反応したのは私だったのかもラブ


確かに!確かに、私は薦めたことがある色。でも地味だし、「女子に人気のランドセル色」ベスト5には入らない。


まるで、親が選んだ色。うそん。色は我が子が選ぶものが何であろうと受け入れる覚悟だったのに、それがあまりにも私好みすぎて、大人受け良すぎて、受け入れられなくなっている。こんなの、大人になっても使えそうなぐらい素敵だわ。まだまだガキンチョなのに、こんな大人(じいさんばあさん)受け良さそうなカバンで良いのか??


今になって思ったのだけど…冒頭で「親子で話し合って参りました。」と書いたのは、「私の価値観を教え込んできた」ようだったのかも。「娘の考えに探りを入れてきた」つもりだったけど、なんでこうなったかしら…。


「娘が自分で決めたランドセル」を買いたかったはずなのに、結局親が敷いたレールの上を脱線すること無く進んだっぽい娘。


いやいや、レールなんぞ敷いていなかったわい!


「親の顔色を見て、自分の意見を強く持つこと無く育ってきている」育てやすい娘に、不安を感じてしまうのは何とも複雑な思いです。


結局決めきれずに、初めての専門店を出てきました。


私、そんなに親の思いを押し付けてきたのかしら…あまりにも私好みに落ち着いてしまって、何だか拍子抜け。


別件だけど仕事の人間関係でちょっと病みつつあって、ダークサイド寄りな私は、今回のランドセル選びで結局私好みを選んだ娘に驚き、自己嫌悪になりそうだったのですが…


私、またクセ出てますわね。ネガティブ補完するクセ。


ポジティブ転換!


何故、娘は結果として母好みを選んだのか。


私、娘の好みを否定したり、私の好みを押し付けたりしてる?いいえ、そんなことはない。普段から私は、娘の好みをほぼ肯定してきていた。それゆえ、娘も人の意見を聞く器が育ってきていた。


そして、「汚れが目立ちにくい」色があることを、日常の体験を通じて共有してきていた。


動かす回数の多いものは壊れやすいということも。


その日常が、「単純な構造、落ち着いた色選び」というこの度のランドセル選びへと繋がっていたのだ。


そして何より、そもそもが「私の子」だもの、私といろんなことで、好みが似ていた。


そして、ひいばあちゃんからもらう私物帽子やカバン、ブローチなどおしゃれグッズを喜んで貰ってたわ笑い泣き


だからこそ、齢5歳と言えど、今回の選択に繋がったのではないか。ということにしよう。


自分で考え、行動できる子に、育ってはいないかも。私の目からはそう見える。


けど、それは私の思い込みかも。夫や友人曰く、私が思っている以上に、娘はしっかりと自分の意見を持っているらしいし、頑固だと。


ランドセル選びを楽しみ、それを通じて選択の方法を学び、その先の成長は、これからの課題としよう。もう5歳、だけどまだ5歳だから。