前編のつづき。
倒れてしまった高山
人生で初めての体験だったので、ただただ恐怖。
もう、あかーーーーーん!!!
そう思いました。
全部何もかも、自分の全てがあかんのんや。
だから、身体までおかしくなったんやと。
全てに迷惑がかかってしまうし、自分は全くもって、必要ない。何を今までしてきたんだろう。何を頑張ってきたんだろう。
色んな人に嫌われてまで、距離を置かれてまで、やり通してきた先にあったのは、これかよ。最悪だな。
とひたすらに思ってました
そういう自己否定の思考から抜け出せず、もうずっと携わってきた、飲食もサービス業も辞めてしまおう。
目的も、目標も見失ってしまい、ただひたすらそう思ってました。
抜け殻状態で、退職の意をオーナーに伝えました。
あの日のオーナーのお顔は忘れられません。
自分はお世話になりつくした人に、こんな顔をさせてしまっているのか。
という気持ちと、
自分自身の身体と心の限界を伝えることの辛さが混じって、
ずっと謝っていました。
しかしながら、この先どうすんねん。
って話です。
高山さんなら何でも出来るよーー!
という言葉は頂くものの、
試しに自分で履歴書を書いて見たんです。
ますます、こんな顔なりました。
私、これ、需要あるの?
書いていて、違和感違和感違和感…最後にはなんか爆笑しました。
こんな自己否定の塊が、自己PR書くなんて…
おぞましくて堪らない
そこで、何度も考えました。
自分のしてきたこと、これからの道、自分の出来ること。
振り返れば振り返るほど、前を見ようと思えます。
全てのルートにはキケンの文字。
辛うじて選ぶ道は見える。けれどこの先は全く見えません。
戻る道もなし、進むしかない。
選んだ道。
それは……!!!!
つづく。笑