maaの夫です。
妻は9月7日23時03分に自分のベッドで旅立ちました。
直前に、介護ベッドから自分のベッドに移動したいと、最後まで意思疎通でき、自分の意志を貫きました。自分の妻ながら、強い人だと思いました。苦しまず、静かに逝きました。呼び掛ければ、いまにも起き出しそうな笑顔のままでした。
励ましてくださった皆様、見守ってくださった皆様、お世話になった医療関係者の皆様、本当に有難うございました。
皆様が心穏やかに過ごされますよう、心よりお祈り申し上げます。

妻が生前に記した治療歴を載せます。

プロフィールに入れようと思ったのに上手くいかなかったので、ここにまとめてみました。

◯治療歴
2022.06  かかりつけのクリニックで胆石ありと診断、総合病院に紹介される。
検査の結果、すい臓がん。手術を勧められる。
2022.08.09 膵頭十二指腸切除術(ステージ2a)。膵液漏のためドレナージ。
ドレナージが上手くいかず、ドレーン交換を繰り返す(15回くらい)
2022.10.17 退院(72日間)
2022.10.31 TS-1による補助化学療法開始
2023.02.15 CA19-9 急上昇 肝転移再発(4か所)
転移は肝臓の両葉に4か所、一番大きいもので5mm。
2023.03.22 ゲムシタビンとナブパクリタキセル開始(5回)〜2023.05.17
2023.06 CVポート増設
2023.06.28 オニバイド(+5FU)開始(3回)〜2023.08.02
2023.08.30 mFOLFIRINOX開始(3回)〜2023.10.18
2023.10.18 抗がん剤最終日
2023.12.19 IVR治療(がんカテーテル、肝動注塞栓術。1箇所塞栓、肝臓に抗がん剤)
2024.03.22 ラジオ波焼灼治療、診察
2024.04.01 TAE(ラジオ波焼灼治療の前にカテーテル治療)
2024.04.02 RFA(ラジオ波焼灼術)
2024.04.22 肝膿瘍のため入院(抗生剤の点滴治療)〜2024.05.02(11日間)
2024.05.05 肝膿瘍のため再入院(ドレナージ治療)〜2024.05.22(18日間)
2024.06.21 外来で患部とドレーン洗浄を繰り返してドレーン終了
2024.07.03 肝膿瘍再発(膿が出る)
2024.07.08 リンパ節にも転移
2024.07.11  敗血症の疑いで入院(抗生剤点滴)〜2024.07.16(6日間)
2024.08.14  骨転移
2024.08.20  放射線治療 〜2024.09.02(10回)

◯遺伝子パネル検査 済み

◯局所治療(標準治療終了告げられた後、10月から局所治療を求めました)
1.放射線治療(名古屋の病院)→予後が悪いので勧められない。
2.IVR治療(がんカテーテル)(大阪の病院)→一度実施。副作用が強い上、肝機能の低下。効果なしの判定。
3.ラジオ波治療(三重の病院)→膵頭十二指腸切除の手術をした患者にはできない。肝膿瘍のリスクあり。この病院で、陽子線治療の提案を受ける。
4.陽子線治療(名古屋の病院)→肝転移が4個あるのでキャンサーボードが通らない。
5.重粒子線治療(千葉の病院)→画像と紹介状を郵送し、重粒子線治療の可能性を診断。Y先生より大阪にある放射線の先生を紹介される。
6.ラジオ波治療(大阪のクリニック)→3カ所(4個)のうち2個に対して実施。2週間経っても痛みが治らず、3週間目に激痛、肝膿瘍の疑いで入院(名古屋の病院で1ヶ月)。