円高・株式・金利は互いに影響し合う「三角関係」で動きます。一般的には、金利上昇 → 円高になりやすい → 輸出株に逆風/内需株に追い風 という流れが起きやすいことがポイントです。
1. 金利が動くとどうなる?
• 金利上昇(利上げ)• 円の利回りが上がるため、円が買われやすく円高方向へ
• 企業の借入コストが増え、株価にはマイナス要因になりやすい
• ただし銀行株などは利ざや拡大でプラス
• 金利低下(利下げ)• 円の魅力が下がり、円安方向へ
• 企業の資金調達が楽になり、株価にはプラス要因になりやすい
2. 円高になると株式市場はどう動く?
円高は「どの企業にとってプラスか/マイナスか」で影響が分かれます。
■ 円高で不利になる(株価が下がりやすい)
• 輸出企業(自動車・機械・電機など)
→ 海外売上を円に換算したときの利益が減る
■ 円高で有利になる(株価が上がりやすい)
• 輸入企業(電力・ガス・化学・紙パルプなど)
→ 輸入コストが下がる
■ 外国人投資家の動き
• 円高になると円建て資産の価値が上がるため、円高を好む投資家もいる
• ただし円高で保有比率が増えすぎると、調整のため日本株を売る動きも出る
3. 金利・円相場・株価が同時に動く典型パターン
次のような流れが典型的です。
状況 為替 株式市場
海外金利上昇>日本の金利上昇 円安 輸出株に追い風
日本の金利上昇(利上げ) 円高 輸出株に逆風、銀行株に追い風
円高が急激に進行 円高 株式全体が売られやすい(不確実性増大)
富山の企業は製造業が多く、円高=輸出企業に逆風という構図が特に実感しやすい地域です。