秋のお彼岸には、おはぎ。ソライブのリポでも、おはぎのリポが、たくさん寄せられたようです。

最近、BOOK・OFFで買った『和菓子のアン』(坂木 司著、光文社文庫)
『デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃんは)、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは?読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー!』というカバーストーリー通り、キャラの立った登場人物、和菓子の世界、専門用語を絡めながら、人生模様のミステリーが明るく、ほんわりと展開されています。
同書は五話の短編がつながった形。
その中の「萩と牡丹」に書かれた、おはぎの面白さを抜粋、紹介。
「おはぎくらい面白い菓子なんて中々ないぞ。おはぎは名前で七変化するんだ」
春ならばぼた餅、秋ならおはぎと名前が変わる。これは、牡丹と萩からきているが、この二つはまったく同じもの。
ただ、ぼた餅は、あんこだけなのに対し、おはぎは、きな粉やゴマ、青のりなどをつけたりする。
お彼岸と結びついたのは、家庭で作りやすいから。
糯米(もちごめ)を蒸した後、餅みたいに搗(つ)かなくていい。半搗きの状態にするなら、家庭でもできるから、身近な菓子になった。
そんな作り方から、いくつもの名前が生まれた。
搗かずに作るから、つきしらず。月を当てはめれば『月知らず』、さらに月の見えない方角ということで『北窓』(きたまど)と呼ばれる。
つきに着を当てはめれば『着き知らず』。ひいてはいつ着いたかわからないから『夜舟』(よふね)。
搗いてる音がしないから隣にもばれないので『隣知らず』。
花札の中では、萩と猪が必ず一緒に描かれている。
猪の肉…ぼたん鍋というのがある。
ぼたん肉は花の牡丹で、ぼた餅につながるから、おはぎで萩。
おはぎは、まさに名前の七変化ですね。言葉遊びも多い、和菓子の名前、誇れる文化として継承していきたいと改めて思いました。

最近、BOOK・OFFで買った『和菓子のアン』(坂木 司著、光文社文庫)
『デパ地下の和菓子店「みつ屋」で働き始めた梅本杏子(通称アンちゃんは)、ちょっぴり(?)太めの十八歳。プロフェッショナルだけど個性的すぎる店長や同僚に囲まれる日々の中、歴史と遊び心に満ちた和菓子の奥深い魅力に目覚めていく。謎めいたお客さんたちの言動に秘められた意外な真相とは?読めば思わず和菓子屋さんに走りたくなる、美味しいお仕事ミステリー!』というカバーストーリー通り、キャラの立った登場人物、和菓子の世界、専門用語を絡めながら、人生模様のミステリーが明るく、ほんわりと展開されています。
同書は五話の短編がつながった形。
その中の「萩と牡丹」に書かれた、おはぎの面白さを抜粋、紹介。
「おはぎくらい面白い菓子なんて中々ないぞ。おはぎは名前で七変化するんだ」
春ならばぼた餅、秋ならおはぎと名前が変わる。これは、牡丹と萩からきているが、この二つはまったく同じもの。
ただ、ぼた餅は、あんこだけなのに対し、おはぎは、きな粉やゴマ、青のりなどをつけたりする。
お彼岸と結びついたのは、家庭で作りやすいから。
糯米(もちごめ)を蒸した後、餅みたいに搗(つ)かなくていい。半搗きの状態にするなら、家庭でもできるから、身近な菓子になった。
そんな作り方から、いくつもの名前が生まれた。
搗かずに作るから、つきしらず。月を当てはめれば『月知らず』、さらに月の見えない方角ということで『北窓』(きたまど)と呼ばれる。
つきに着を当てはめれば『着き知らず』。ひいてはいつ着いたかわからないから『夜舟』(よふね)。
搗いてる音がしないから隣にもばれないので『隣知らず』。
花札の中では、萩と猪が必ず一緒に描かれている。
猪の肉…ぼたん鍋というのがある。
ぼたん肉は花の牡丹で、ぼた餅につながるから、おはぎで萩。
おはぎは、まさに名前の七変化ですね。言葉遊びも多い、和菓子の名前、誇れる文化として継承していきたいと改めて思いました。