もうすぐ新年、そして「風の時代」です。

古代から続く占星術の中でも、地球から最も遠いとされ社会や世界を表す2つの惑星・木星と土星は、約20年に一度、コンジャンクション(同じ方角に来て重なる「合」という現象)を起こすのですが、それが約200年間、同じエレメントのサインで起こり続けるのです。これをグレートコンジャンクションと言います。

19世紀初頭からこれまで200年間は「地」のサイン(牡牛座、乙女座、山羊座)で起こり続けました。その前の200年間は「火」のサイン(牡羊座、獅子座、射手座)で起こり続けたそうです。

20世紀後半のグレートコンジャンクションは、1961年に山羊座、1980年代初頭に天秤座(風のサイン)、2000年には牡牛座で起きました。

そして今回。2020年12月21日1時38分~2時2分と2時43分~3時47分に水瓶座(風のサイン)で完全な合となります(観測点は秋田です)。

この後約200年は風のサイン(双子座、天秤座、水瓶座)でグレートコンジャンクションが起こり続けます。これが「風の時代」です。

「火」の時代は17~18世紀。近代化に向けて人間が第2の「火」に手を出し、どんどん新しい発見がなされた時代であり、帝国主義の萌芽が生まれた時代でもあります。

「地」の時代は19~20世紀。帝国主義は実際の戦争からマネーゲームに舞台を移し、実際ある物や現実感への盲信、拝金主義、安心や安全を求める確実性の時代となりました。

これからの「風」の時代。価値観は実際の物から情報や言葉、醸成される雰囲気、空気感へとシフトし、よりウェットでホットな人間社会が求められるようになるでしょう。

ちなみにこの水瓶座グレートコンジャンクション直前の12月21日19時3分は「冬至」(太陽山羊座入り)であり、一年で最も日が短いとされるタイミングでもあります。

グレートコンジャンクション自体も4ハウスカスプ=IC付近で起こり、

そんな中での年明け。2021年元旦、日付が変わった直後のホロスコープです。この時のアセンダントは天秤座13度「シャボン玉をふくらませている子供達」。

 



経過図のアセンダントは、その時々で起点となる場所。2021年元旦のそれを見ることで、その年1年のテーマが見えてきます。

「シャボン玉をふくらませている子供達」では、新しい知恵や彩り豊かな知恵が、まるで膨らんでは消えていくシャボン玉のように、次々と生まれ出てきます。それを着実に何かに役立てるというよりは、アイデアの沸き立つ様を楽しむ段階。

コロナ対策や新しい日常、働き方改革…と、これまでの「常識」が通じない世の中になって、右往左往してきたかもしれませんが、その混迷はおそらく来年以降も続きます。終息し、元の世界、元の日常に戻るということは、もうありません。

だからこそ、これから新しい生活、新しい人生、新しい生命のことを考え、あらゆるアイデアを表現していく。たとえ多くの人に取り入れられなくても、考えたこと、思ったことは表に出していく。

そうすることで、本当に役立つものは残り、その時求められなかったものはアイデアの海に帰っていく。そんな一年になるのかもしれません。

そういうわけでこれから一年、お気楽に生きましょう! 食いっぱぐれて死ぬことは考えず、思いつめず、受け身にならず、「こうしたらいいんじゃない!?」をもっともっと、どんどん発信していきましょう!

それでもどうしても来年のことが気になる!という方には、ワンコイン(500円)でワンタイムオラクルを精製致します。

ワンタイムオラクルとは、アストロダイスという正十二面体のダイス(サイコロ)3つを振って、出た目の組み合わせからインスピレーションを得て精製される、世界で一枚だけ、その時その場その人のためだけのオラクル(神託)カードです。

立冬(11月7日8時14分)~冬至(12月21日19時3分)の間にご連絡頂いた方に、【ワンタイムオラクル】を年賀状に精製して元旦に届くよう投函します(年賀状投函なので、多少の汚れや破れ等は生じるかもしれません。ご了承下さい)。

まぁ一種のおみくじですね。

解説書は添付しませんので、気になる方はご連絡下さい。

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