/いつもありがとうございます♪\
誰かに相談に乗ってもらう時、こちらから頼んでいなかった場合でも
自分の時間だけじゃなく、相手の時間も使っています。
時間は命の刻限で、長いようで短い、人生のうちの限られた一時です。
人に時間を取ってもらう時、それは自分のために命を削ってもらっているのと同じで
話を聞いてくれている相手は、その時間の使い道をもっと他の時間に充てれた可能性があります。
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これは私が古い友人だった人に教えてもらった話ですが、
私がまだ若かった頃、お金に困っていた時に対価を何も求めずに数万円を融通してくれたおじさんがいました。
その方はマッチングアプリで知りあったっだけの人でした。
その事を話した時に友人が私に言いました。
「その人がくれたそのお金は、美味しい物でも食べようと思っていたお金かもしれない、本当は欲しい物を買おうと取っておいたお金かもしれない。その事をこれから先、誰かに何かをしてもらう事があっても忘れたら駄目だよ。」と。
その事を私に言った友達は、異性にもお金にもとてもだらしない人でしたが、その言葉はずっと記憶に残っています。
そして、この事を思い出すたび私は涙が出るんです。
私がこの話を話した友達は何人いるでしょうか。
10人以上はいるのかなぁ…だけど、覚えていて欲しい話ほど友人達の耳を右から左へと抜けていくんです。
私のことを大切に思ってると言う友人ほどね…。
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この事はさっきの時間の話も同じで、他者が与えてくれる時間も他者にとっては大切な時間なんです。
何かをしようと思っていたかもしれない、働けば時給が得られたりもする、家族と大切な時間を過ごせていたかもしれない。
思い返すと、家族との会話や食事の時間をずらしてもらったり、時には予定をキャンセルしてくれて相談に乗ってもらった記憶があったりするはずです。
命を削ってでも伝えたい事があるから、大切にしたいと思うから時間を取るんです。
私もこれを書きながら、今度こそどうかその事の重要さ、重さが伝わりますようにと願っています。
手紙でのやり取りしていた時代が終わり、メールの時代も終わり、気軽に電話で話せ、チャットやSNSのような気軽に人の言葉が流れてしまう時代だからこそ
その事の重さ、人のありがたみをよく肝に銘じることが大切なんじゃないかなと感じています。
他者が何かをしてくれる事の重さを知っていないと、「ありがとう」といくら口で伝えても、その「ありがとう」は風船のように軽いんです。
私は、友達や知人が教えてくれた大切だと感じる内容はメモを取るようにしています。
なんなら本当に意識に入れたい事は壁に貼っていたりします
誰かの気持ちを大切に受け取り、誰かから受け取った大切なバトンを他の誰かに手渡せる…そんな自分でいたいと私は思っています。