少年チャンピオンに連載されていた「がきデカ」です。
僕が当誌を愛読していた小中学生の頃、このがきデカの人気は
すさまじいものでした。他にマカロニほうれん荘もあって、
この二つが僕にとって2大ギャク漫画として大ファンでありました。
しかしこのがきデカはギャグもさることながら、下品さとエッチな表現は
群を抜いていましたね。そこが読者の心を鷲掴みにしたんでしょう。
少年チャンピオンに連載されただけあって、まさにギャグ漫画の
チャンピオンであることに間違いない伝説の作品でしょう!
そして、こまわり君、ジュンちゃん、モモちゃん、西城君、この4人が揃って
がきデカが成立すると思ってがんばって4人描きました。
単行本の表紙にはこまわり君とジュンちゃんのカップリングが多く
マドンナとしてジュンちゃんは筆頭格ですね。
このがきデカ、原作からはるかに遅れてアニメ化されましたが、ブームが去ったうえ、
原作ほどの過激な表現は抑えられて、なんとも退屈な内容で話題にもならず
終ってしまった印象です。もはやアニメなどあって無かったようなものです。
やはり原作こそ輝いた作品で、伝説的なギャグ漫画として語り継がれることでしょう。