BS11「偉人・敗北からの教訓」を観て | 春空に一息 

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BS11の、「偉人・敗北からの教訓」という番組を観ました。(第46回 シリーズ家康③)

伊東潤さんという、歴史作家の方の解説で、面白かったです。

 

 

 

 

あの今川義元が、

驚天動地というか、まさかというか、

戦場で、討たれて亡くなってしまうという、大事件が起きてしまう・・(桶狭間の戦い 1560年)

 

これは、家康の運命を変えてしまう、大事件だったわけです。

 

その時に、はっきり、

家康は、「これからは信長につく」と、決心するわけですね・・

(それは、すなわち

これまで自分が人質となっていた今川家と、訣別するという事)

 

 

そうなってくると、

今川家から、家康に嫁いでいた

築山殿の立場が、悲しいですが、段々と悪くなっていってしまう・・

 

非常に悪い言い方ですが、

当時は政略結婚なので、

今川義元が討たれてしまった今、

もはや、築山殿は、家康にとって、あまり必要のない存在になってしまう・・

 

そして、(築山殿と)家康の息子、信康も、

信長とは与しない、というスタンス・・ どうも武田と通じている様子・・ 

どちらかというと、母と同じスタンス・・  

 

それを憂慮する、信長・・

 

それで、家康は、これからの(徳川家と)信長との関係、信長からの信頼を重んじたために・・・

 

 

結果、

築山殿も、息子の信康も、

結局、

自害に追い込まれてしまう・・

 

 

 

この、

家康と(今川家の)築山殿との結婚、桶狭間の戦い、そして信康の自害という、一連の流れを見てると、

この時代の厳しさが伝わってくるというか・・

 

この時の家康と信長の力関係も分かるし、(この当時どれだけ信長が強かったか、)

軍門に下るという事は、時には(その証として)自分の身内さえも犠牲にしないといけない事もあった・・

 

諸行無常、自分が置かれている状況は、常に流転し・・

目まぐるしく変わる変化に応じて、自らも器用に、たくましく立ち振る舞って、過酷な時を生き延びていかないといけない・・

そんな家康の姿が、伝わってきました・・・。色々と、考えさせられました。

 

(あくまで私の感想です)

 

伊東潤さんの解説で、

とてもわかりやすく、面白い番組でした。

 

今日も読んで下さり、有難うございます。