円山の「すし善」並びにあるこのビル。

2つの看板が出ています。

上が「支那そば鋳（ちう）」。

下が「鮨八つ葉（やつは）」。

上はランチタイムのみのラーメン店。

下はディナータイムのみの寿司店。

そんなユニークな営業形態で「二毛作」との表現もされていました。

まあ、別の会社が場所だけ使い分けていたので、所謂「二毛作ビジネス」ではありますね。

ラーメン店は清田区平岡で人気の「RAMEN RS 改」の創業者が円山に出した店（2021年12月）。

なので元々注目度の高かった店ですが、今や食べログでも「3.6」を超える高評価の店となっています。

その同じ店舗で展開する寿司店は、中標津の名店「鮨わたなべ」の札幌2号店。

当然、高級志向の店ながら若手職人が受け持つということ？からか、比較的リーズナブルな価格設定になっている店でした。

その寿司は本店同様「江戸前＋蝦夷前」というコンセプト。

訪問時に握ってくれた寿司も例えば。。

一貫目に登場した「ほっけ」。

これぞ北海道ならではの寿司タネで、一般にはほとんど「焼き魚」で登場するものですね。

江戸前ならこれ。

「こはだ」です。

ほど良い締め具合でシャリとのバランスは江戸前を具現化していました。

高級店としてはとてもコスパがよく、若手の職人が担当するので気軽な雰囲気も持ち合わせた良い店だと思います。

こんな「鮨八つ葉円山」ですが、7月1日からすすきのにある「鮨わたなべ」の札幌1号店（南6西4 プラザ6・4ビル 6F）の店内に移転してしまいました。

円山エリアが活動範囲でもある自分にはとても良い場所だったので、ちょっと残念です。

そうなると新たな注目は「夜の営業はどうなるのかな？」ということでしょう。

個人的には「支那そば鋳」が夜も営業して、“ちょい飲み” なんかも対応してくれれば嬉しいんですがね。

あるいは本当の「二毛作」として、本格的な「居酒屋」を展開する。。なんてのもいいかもしれないなぁ。

「鮨 八つ葉 円山」移転しちゃった

「鮨八つ葉円山」移転しちゃった