新潟・十日町「うぶすなの家」 | 乙女とオッサンの狭間

乙女とオッサンの狭間

女性の皮をかぶったオッサンです

2015.08

大地の芸術祭途中、お昼ご飯を食べるために行ったのがこちら。
「うぶすなの家」。



築90年以上にもなる藁ぶきの古民家を食堂として展開しています。
そしてここで働くのは地元のお母さんがた。
また、建物の存在そのものも大地の芸術祭の作品とされており、中の囲炉裏にはじまり、使われている器や食堂内のあちこちに様々な展示がされているのです。



中はテーブルで仕切られているのではなく、囲炉裏をぐるっと囲むように肩を並べたり、大きな円卓で相席したり。
なんとなく友達の田舎へ遊びにお邪魔して、そのご実家で初対面の親戚の方々と一緒にご飯を食べるような、そんな感じ。
お母さんたちも、すっごくフレンドリーな接客。
心地よい距離感で、ついつい敬語じゃなくて「お母さんお水ちょうだーい」なんて言ってしまいそう。



お料理はもちろん地元の食材ばかりを使ったものばかり。





ひとつひとつ丁寧に作られているのがしっかり伝わってくる心にも温かい内容でした。



食べ終わったら建物内を食べてる方の邪魔にならないように見学。

いいなあ、こういう雰囲気。
田舎出身だからでしょうか、やはり木々に囲まれていたりゆったり時間が流れている場所に来るとホッとします。
車がないとなかなか難しい場所にありますが、個人的にはとても好きだなあと思いました。

うぶすなの家定食・食堂 / 下条駅