・点滴の内容
入院前から、かかりつけ医で、平日は点滴一リットルを受けていました。
入院してからの点滴ですが、
最初は、24時間かけて2リットルの点滴をしました。
夕方に吐き気止めの注射を入れてもらいました。
吐き気止めは、注射だと、効く時間が短いので、
点滴中に入れてもらうことにしました。
次第に状態が長引くにつれ、24時間点滴だと、夜中の点滴交換であまり眠れない、眠って手を動かしてしまうと、点滴が止まる、
という問題が出てきました。
点滴の滴下時間を調整して、朝6時から22時までに2リットルを入れるようになりました。
9月に入ると少しずつ水が飲めるようになりました。
喉が渇くように500ccずつ減らしていきました。
吐き気止めと胃薬を服薬に変更しました。
点滴のカロリーも、500キロカロリーくらい→カロリーを増やす→
9月に入るとカロリーを減らす・・・・・・と、調整がありました。
・点滴で困ったこと
なにしろずっと刺し続けるので、どんどん血管が弱り、点滴の針が詰まるまでの期間は短く、点滴を新しく刺すのにかかる時間は長くなりました。
悪阻なので、院内移動に制限はなかったものの、点滴を詰まらせないために、ベッドから出ず、腕を動かさず、シャワーもなるべく我慢して5日に一回くらい、という状態が続きました。
両腕には刺す場所がなくなり、手の甲になると、指を動かすのにも気を使いました。指の曲げ伸ばしで血管が動き、点滴が入らなくなることがある為です。
血管痛が酷く、懐炉で温めて、痛みをごまかしました。
長いこと歩かないので、足腰がだんだん弱り、たまのシャワーで立っているだけでふらつくようになりました。
点滴だけで、生きていかれることはありがたいけど、楽ではないな・・・・・と、ときに、別人のように腫れ上がる手を眺めて過ごしました。