りょうくんには、近々弟が生まれる。

兄弟が3人になるのだ。

 

 

3番目を授かったことがわかったのは、今年の年明け。

かなり動揺した。

 

金銭的にも負担だし、何よりりょうくんのことが疎かになってしまうのが怖かった。

 

妊娠が分かったのは、りょうくんが帰宅してまだ数か月の頃。

在宅生活に慣れた、年度明けの4月からにでも、発達センターに通うことも考えていた。

それも難しくなってしまう。

 

「無理だよ・・・」

初めは夫にそう言ってしまった。

堕ろしてしまおうかとも真剣に悩んだ。

 

でも、悩みながらも、初めの瞬間のショックから、徐々に新しい命を迎えられる嬉しさが湧き上がってきているのを感じていた。

 

もともと、もう1人子供が欲しいという気持ちは、どこかにあったんだと思う。

 

数日後には、多少迷いはありつつも、夫婦で「産もう」という結論に辿りついた。

 

 

産もうと決めた後、まずは相談支援員(ケアマネージャーのような人)の方に連絡して、このタイミングでの第3子は無謀かどうか、意見を聞いてみた。

 

意外にも、まず「おめでとうございます!」と喜んで下さり、

「下の子がいるご家庭もたくさんあります。

とにかく制度をフル活用すれば、きっと何とかなります!」

と力強い言葉を頂いて、少し勇気づけられた。

 

もっと、戸惑われてしまうかと思っていた。

なんて無計画な、と。

 

その後、訪問看護師さんなどにも報告したけれど、皆さんそういう反応で、「協力できることはしますから、がんばって!」と応援して下さった。

ひねくれた私は「まあ結局は他人事だから・・」などと思いつつも、相談できる人がいてくれることのありがたさを感じていた。

 

 

りょうくんと赤ちゃん。

赤ちゃんが保育園に入れるまで、日中は私1人で2人をみることになる。

 

こうくんが帰宅したら、3人をみながら、ご飯を作って後片付けをして、洗濯物を畳んで、りょうくんのケアもして、あかちゃんにおっぱいあげたりして・・・。

 

どうなるんだろう。

今でも割といっぱいいっぱいなのに。

寝る時間あるのかな・・・・

 

でも、何とかなるように、今から色々段取りを考えて、使える制度は使わせて頂こうと思っている。

 

忙しく働きながら、孤立無援で子育てしているお母さんなんてたくさんいる。

私なんて、制度に人手を助けてもらえるだけ、恵まれているのかもしれない。

 

 

赤ちゃんを迎える日まで、あと3ヶ月もない期間だけど、出来る限りの準備や体勢作りをしておこうと思う。

 

そしてとにかく、無事に、元気な子が生まれてきますように!